営業される側の立場を経験するとわかることがあります。
この営業マンには仕事を依頼したくない、一緒に仕事をしたくないと感じることがあるはずです。
これは営業される立場になって初めて感じられることです。
そこで、営業される立場となってわかる、仕事を依頼したくない営業マンの6つのタイプを紹介します。
自分が依頼される営業マンであるためには必要な感覚ですので確認してみてください。
営業される経験でわかること

営業されることって普段あまりないかもしれません。
- 採用担当として求人広告の会社を選定
- 保険営業マンと保険を決める
- 住宅営業マンと物件を回る
しかし、このように意外と身近に営業マンと接する機会は存在します。
営業マンから営業されてみると、「この人には頼みたくないな」と思うことがあるはずです。
これを反面教師にすると、自分がそんな営業をお客さんにしていないか見直すきっかけになりますよ。
営業される人の気持ち
営業される立場になってわかるのが営業される人の気持ちです。
自分がお客さんに営業しているとなかなかわからないことです。
営業される側の立場になってみると、担当する営業マンのよいところと悪いところが見えてきます。
- この人に仕事を頼みたいな
- この人には仕事を頼みたくないな
- この人と一緒に仕事をしたいな
- この人とは一緒に仕事をしたくないな
営業される側の立場を感じることで、自分の営業を見直すきっかけになりますね。
悪いポイントは特に気づく
営業される立場を経験すると悪いポイントには特に気づきます。
実はみんなはじめは営業マンをフラットに見ていますが、減点法で評価していることが多いのです。
嫌な部分を少しでも感じさせる営業マンには絶対に仕事は頼みません。
これは良いポイントよりもずっと重いです。
特に嫌な部分を感じる営業マンのポイントは、自分の反面教師にしていきましょう。
仕事を依頼したくない営業マン6つのタイプ

営業される経験でわかる、一緒に仕事したくない営業マンのタイプを6つ紹介します。
- レスポンスが悪い
- 不要だというのに連絡してくる
- 言葉遣いが気に食わない
- 気持ちが感じられない
- ニーズを汲み取れない
- 知識量が足りない
この6つのポイントについて、1つでも当てはまっているとグッと仕事を頼みたくなります。
詳しく解説していきましょう。
レスポンスが悪い
- 電話したのに折り返しがない・遅い
- メールの返信がない・遅い
- お願いした資料がなかなか届かない
このようにレスポンス(反応・応答)がなかったり、遅かったりする営業マンの印象は極端に悪くなります。
よく仕事を依頼していた会社の担当替えをすると、こんなことがよく起こります。
前任者との比較をしてしまう部分もあるかもしれません。
営業される側になってみると営業マンはスピード勝負であると再確認できるはずです。
不要だというのに連絡してくる
不要だと断っているのにも関わらず、何度も営業してくる営業マンにはうんざりします。
確かに定期連絡は営業マンにとって重要な営業手法です。
ただし、タイミングを誤ったり、不要だと断っているのに連絡頻度が多かったりすると逆に悪印象になります。
よく洋服を見に行って「何かお探しですか?」と声をかけられて、嫌な気持ちにになることがありますよね。
確かにそれで得られる顧客もいるかもしれませんが、失うこともあります。
お客さんを見極めずに何度も連絡するのは気を付けたほうがよいでしょう。
話し方が気に食わない
外見の不潔さなどは営業マンとして問題外です。
しかし、意外と気づきにくいのが言葉遣いや話し方です。
自分が営業される側に立つと、相手の営業マンの話し方や言葉遣いに気に食わないことがあるでしょう。
- 挨拶
- 言葉の使い方
- 語尾
- 愛想
- 声の大きさ
細かいところですが、自分がされて嫌だと感じた話し方をしないように気を付けましょう。
気持ちが感じられない
仕事が欲しいという気持ちが感じられない営業マンには、仕事を頼む気がなくなります。
不思議なものでこの気持ちが業者選定において、大きな役割を持っていることに気づくはずです。
これは複数社同時に見積を取ろうとしたときに差がよくわかるはずです。
メールでポンと一番安い見積を提出されても、やる気がない会社には頼みたくないものです。
仕事を依頼しますよと話したときの反応にも気持ちが出ます。
ここで、感謝やうれしさを表現できない営業マンにも仕事を依頼したくなくなるものです。
ニーズを汲み取れない
求めている内容について打合せをしているのに、見積を見ると求めていた内容が含まれていない。
このようにきちんと顧客のニーズを汲み取れない営業には、仕事を依頼したくなくなります。
顧客のことをしっかりと考えよう・理解しようとしている営業かどうかは、ニーズの汲み取り方で鮮明に差が出ます。
求めている以上の提案をしてくれる営業マンに仕事は依頼したくなります。
逆に、求めている内容が網羅されていない営業マンには、仕事は依頼しようと思えないのです。
知識量が足りない
知識量が足りない営業マンには不安になるはずです。
この営業マンに頼めば大丈夫、どうにかなると思わせてくれないと不安で仕事は頼めません。
それは知識量で明確に出てきます。
ここで知識量は絶対量ではなく、経験との相対量で考えるはずです。
新人だとダメだというわけではありません。
知識量は経験とともに比例しています。
新人には新人の知識量、キャリア5年ならキャリア5年の知識量。
期待している知識量に対して、不足しているとがっかりする気持ちが大きくなってしまうのです。
営業される経験で分かる、仕事を依頼したくない営業マン6つのタイプ まとめ
営業される経験をすると、自分が営業をするときに反面教師としたくなる営業マンに出会うこともあるでしょう。
この経験は、自分の営業スタイルを確立していく上で重要です。
- レスポンスが悪い
- 不要だというのに連絡してくる
- 言葉遣いが気に食わない
- 気持ちが感じられない
- ニーズを汲み取れない
- 知識量が足りない
これら6つのタイプの営業マンには、仕事を依頼したくないと思います。
営業されるようなことが今後あれば、是非こんなポイントを踏まえながら営業を受けてみましょう。
自分が営業するときに重要なことが見えてくるはずです。