自己中な人ってどこにでもいますよね。
他人に厳しく自分に甘く、自分を優先して相手は蔑ろにする。
そして、多くの場合このような自己中さんは自分が自己中である自覚がありません。
自分がすべて正しいと思っていたり、周りが間違っていると思っていたりすることが多いものです。
そこで、自己中な人に自己中であると気づかせる方法を5つ紹介します。
まずは自己中である自覚を持ってもらうことで、少しでも改善してもらいましょう。
自己中な人に自己中だと気づかせる方法5選!【自己中撃退法】
自己中な人に自己中であることを気づかせる方法5選を紹介します。
「私って自己中って思われてるのか」とハッとさせることができれば、改善されるかもしれませんし、こちらもスッキリするはずですよ。
①同じ行動をする
自己中な人と同じ行動や言動をあえてしてみましょう。
「この仕事やりたくないからちょっと代わってくれる?」と面倒を押し付けてくる自己中さんがいたとします。
ここで、「なんで俺がこれをやんなきゃいけないの」と反発すると、自己中さんとのいざこざになるかもしれません。
ですから「わかりました。では代わりにこの仕事をかわってもらえますか?」と同じように仕事を依頼してみるとどうでしょうか。
(あなたがしようとしたのは同じことですよ)と暗に伝えることで気づいてくれるかもしれません。
多くの自己中さんは鈍感だし、自分のことしか考えていませんから気づかない人が多いのも実情です。
しかし、まずは同じことをされたらどう思うかを感じてもらうことから始めてみたいですね。
②あからさまに避ける
自己中である自覚がない人は、自分が嫌われている自覚していないことが多いものです。
自分が中心にあって、相手のことを考える気持ちが乏しいので当然嫌われています。
そして、避けられていることにも気づいていないかわいそうな人です。
ですから思い切ってあからさまに避けてみるのもひとつの手段です。
何かを押し付けられたり、嫌なことを言われたりしそうと思ったら、露骨に離れてみるのです。
「アレ?なんか避けられている」と気づいてもらえると、自分のどの行動が相手の気に障ったのか普通の人なら考えます。
「ごめん、私何かいやなことしたかな?」と聞かれたなら、自己中行動を指摘してもよいかもしれません。
③上司から話してもらう
直接相手に伝えるのは最終手段として、誰か違う人から話してもらいたいですよね。
そこで一番の適任者は直属の上司です。
上司に相談して、自己中さんになるべく話してもらいましょう。
上司から自己中行動により周りに迷惑がかかっていることをいわれれば、さすがに気づいてくれるはずです。
ただし、出世することに興味のない自己中さんの場合は、上司からの注意も効果がない場合があります。
上司から注意されても周りが悪い、私は悪くないと考える自己中さんも一定数いるのは仕方ありませんん。
④噂話で気づかせる
自己中さんからの嫌な思い出を仲間で話して、笑い話や愚痴に昇華することでスッキリしましょう。
自己中さんが嫌いなのではなく、「自己中行動がひどい」ということを共有するのです。
きっと仲間も自己中さんの行動に辟易しているはずですから共感してもらえるはずです。
あくまで悪口というスタンスではないように注意してください。
悪口を言っていることが伝わると相手から目をつけられてしまいますからね。
そして、自己中さんの問題行動は噂話としてまわっていくはずで、いつか自分の耳にも入ってくるはずです。
周りからどう見られているかを知ったときに、自己中であったことに気づかされるかもしれません。
⑤自己中だと直接伝える
自己中さんに自己中であることを直接伝えることは最終手段です。
直接伝えたことでわだかまりが大きくなっては困ります。
直接伝えるときにも人格を否定するのでなく、自己中行動について指摘するようにしてください。
それも自己中行動や言動をされた瞬間にすぐに指摘するとよいですね。
ただし、自己中だと気づかせたところでその人の問題行動が直るとも限りません。
関係性を悪化させる可能性もあるので、相手に直接伝えるときは今後の関係を慎重に判断するようにしましょう。
自己中な人に対して自分ができること
自己中な人に自己中であることを気づかせたところで開き直ることもありますし、自己中が直るとは限りません。
他人を変えることは難しいのです。
ここで大事なのは自分ができることに目を向けること。
自己中な人を変えることはできなくても、自分を変えることはできます。
そこで自己中な人に対して自分ができることを確認してきましょう。
なるべく距離を取る
自己中な人からはなるべく距離を取ることをおすすめします。
自分勝手な論理で嫌なことを言ってくることもありますし、面倒を押し付けてくることもあります。
最初から距離を取っておけば、被害も最小限で済みますからね。
自己中な人に関わるから嫌な思いをするのです。
どうしても関わらないといけない環境でも、あいさつだけはしっかりして関わりは割けるようにしておくことが、自分の身を守ることにつながるはずです。
相手の自己中を治そうとしない
他人を変えることはできないという意味のことわざ「馬を水辺に連れて行くことはできても水を飲ませることはできない」を知っていますでしょうか。
どれだけうまく相手に自己中であることを気づかせてたとしても、相手を変えることができるとは限りません。
期待すればするほどうまくいかなかったときにストレスが溜まります。
相手を変えようとしないことが自分の身を守ります。
課題を分離する
相手を変えようとしないと考えるためにステキな考えがあります。
大ベストセラー「嫌われる勇気」より『課題の分離』という考え方です。
その課題は自分の課題なのか、相手の課題なのか。
自分のことは自分で帰ることができますが相手は変えられません。
どれだけ理不尽なことをいわれても、「これは自分の課題ではない」と考えれば、解決しようと考える必要はありません。
自分の課題でなければあくまで他人事。
そう考えることでストレスを軽減することができるはずですよ。
⇩嫌われる勇気おすすめです!
自己中な人に自己中だと気づかせる方法5選!【自己中撃退法】
自己中な人に自己中であることを気づかせる方法を改めて確認してみましょう。
これらの方法で相手が自覚することで、自己中が改善するかもしれませんので試してみる価値はあります。
ただし、自己中な人が自己中であると気づいたところで、あくまでもそれは他人の課題です。
課題を分離して、自分のストレスを軽減させることが一番です。
他人の課題で悩む必要などありませんので、絶対に無理しすぎないようにしましょう!
⇩自己中な人に困っているなら、こちらの本もおすすめです!