年功序列だとやる気が出ない理由。成果主義に移行しない企業はヤバイ

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自分の会社が年功序列でやる気がでない方は多いですよね。

年功序列だとやる気が出ないのには理由があります。

成果主義の企業が増えてきているものの年功序列の企業はまだまだ存在します。

なぜ年功序列はまだあるのでしょうか?

年功序列の企業と成果主義の企業について考えてみましょう。

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年功序列だとやる気が出ない理由

年功序列の企業だと多くの人がやる気がなくなってきます。

なぜやる気が出ないのか考えてみましょう。

結果を出しても評価してもらえない

年功序列の会社では長く働いている人から順に出世していきます。

そのため、先輩よりも結果を出していても先輩より出世することができません。

 

結果を出すために努力しているのに評価してもらえないのではやる気が出ないのは当たり前です。

結果を出したら評価される、そんな当然のことが年功序列の企業では叶わないのです。

仕事のできない上司がいる

年功序列の企業につきものなのが仕事のできない上司です

長く働いている人ほど出世していくので仕事ができなくても出世してしまうんですね。

 

仕事のできない上司はしょっちゅうサボっていたり、ろくでもない指示をだしてきたりします。

そんな尊敬できない人が上司で自分に指示をしてきたらやる気がでないのも頷けます。

上司ほど目に見える成果を出してほしいし、やる気を引き出してほしいものです。

給料も劇的には上がらない

年功序列の会社では、長期間働いていけば徐々に給料は上がっていくでしょう。

しかし、結果を出したからといって劇的に給料は上がりません。

 

とすると、若手社員は満足な給料を得ることが難しくなります

若手社員ががんばる意思をなかなか持てないんですね。

どうせ頑張っても給料は上がらないと思うと、若い社員ほどやる気がでなくなってきてしまうのです。

年功序列はなぜまだあるの?

年功序列制度にはやる気が出ないというデメリットがあるのにも関わらず、なぜまだまだ残っているのでしょうか?

年功序列が残っている理由を考えてみましょう。

終身雇用で安心できる

ひと昔前までは終身雇用が一般的でした。

一度企業に入社してしまえば、企業は社員を定年まで雇い安定した生活を保障する。

 

入社してしまえば簡単に辞めさせることも減給することもしないし給料も上げていく。

それが普通の時代がありました。

 

しかし、トヨタをはじめ多くの企業が終身雇用を守るのは難しいと成果主義に移行を開始しました。

 

日本経済が強いときには成果が上がらない人も給料を上げ続け、雇い続けることができましたが、これからの競争社会においては終身雇用を守ることは難しくなっています。

この古い体質が年功序列の企業として残っているのです。

関連記事>>正社員の終身雇用はもう終わり?コロナが終身制度崩壊を加速させる

 

出世した自分達を守るため

年功序列から成果主義に移行してしまうと不利益を受ける人達がいます。

それは長期間務めたというだけで出世してきた人達です。

 

部下に抜かれていくわけにはいかないので、自分たちの人事権で部下の出世を押さえてしまいます。

 

長期間働いてきたことで人事権のあるポジションについてしまっているのです。

これが年功序列が残ってしまう原因の一つとなっています。

頑張らなくても今までは大丈夫だった

年功序列でも今までは利益を出すことができていました。

企業競争力がなくても日本経済は安定しており、人口も増え続けていました。

この時代は頑張らなくても企業は安定していましたし大丈夫だったんですね。

 

しかし、少子高齢化が進み企業競争力が求められる時代となってきました。

かといって今まで頑張らずにやってきた人が急に頑張るのは難しいものです。

 

今まで通りを貫いて年功序列を続けている企業も少なくありませんが、このままの状態に危機感を持つ必要がありますよ。

年功序列から成果主義へ移行しないとヤバイ

年功序列で大丈夫だった時代はもう終わっています。

成果主義へ移行しない会社は淘汰されていく可能性がありますので、年功序列と成果主義を照らして考えてみましょう。

お荷物社員が高給を取る

年功序列の会社では年を重ねただけのお荷物社員が高給を取ることになります。

人件費こそが固定支出として最も大きなウェイトをしめるはずです。

 

生産性の低い社員に高い給料を払うことで経営が圧迫された事例も少なくありません。

リストラや減給はここで起こります。

 

お荷物社員への高給を早めに見直して成果主義への態勢を整えないともっと大きな血を流すことになる可能性があるのです。

みんな頑張らなくなる

年功序列でやる気が出ない社員が増えれば、当然みんな頑張らなくなってきます。

頑張っても頑張らなくても同じなら楽をしようと思うのは当然です。

 

頑張ったら頑張った分、結果を出したら結果を出した分評価されるのは資本主義経済の基本です。

みんなががんばれなくなる年功序列の仕組みを続けることの弊害を企業は考えなければなりません。

若い社員がやめていく

人材が企業の財産なわけですが、年功序列の会社では若い社員が育ちません。

 

頑張って結果を出しても評価してもらえないことがわかれば、若手社員はやる気がなくなり辞めていきます。

転職がスタンダードとなっている時代に年功序列の会社には良い若手社員は残ってはくれません。

 

これも年功序列の企業の弊害ですね。

若い社員がいなくなったらどうなるか年功序列の自覚がある企業はよく考えたほうがよいかもしれませんね。

年功序列だとやる気がでない理由 まとめ

年功序列の企業ではやる気が出ませんね。

  • 結果を出しても評価されない
  • 仕事のできない上司がいる
  • 給料も劇的には上がらない

こんな弊害があるのに、まだまだ年功序列が根強く残る会社は少なくありません。

少子高齢化がさらに進み、企業はさらに競争力が求められます。

 

既存の人材のやる気をどうやって高めるかを考えていかないと厳しい戦いとなるでしょう。

 

年功序列から成果主義へ。

今後の働き方は考えさせられますね。

  

転職も視野に検討してもよいかもしれませんよ。