「昨日のあのドラマ見た?」
「見た見た。俳優の○○がさー」
こんな周りで繰り広げられる無駄話。
話してる本人は楽しいかもしれませんが、聞こえてくる周りの社員は集中できないのでいい迷惑です。
そこで、周りのうるさい無駄話への対処法5選!をご紹介します。
無駄話の多い職場の対処法5選
無駄話の多い職場は、改善できない会社と無駄話をしている社員に問題があります。
ただ、一社員としてはなかなか改善は難しいですよね。
一社員にできる対処法を考えてみました。
これらの方法で対処を試みてみるとよいかもしれません。
解説していきましょう。
無駄話の多い社員の上司に相談する
無駄話の多い職場の元凶となっているのは、数人の社員です。
その元凶をどうにかしないと改善されません。
元凶社員の評価を下げて、配置換え・席替えをするというのが最も効果があります。
しかし、その権限は会社側にあり一社員にはどうすることもできません。
元凶となる社員の直属の上司に相談して、元凶社員の評価を下げるしかないのです。
ただし多くの場合、会社側もこの問題は理解していて元凶社員に注意もしています。
それでも是正されず、配置換えや席替えも難しいのが実情です。
無駄話を注意できるのは直属の上司しかいませんし、直接の評価者である上司が注意することで抑制されるかもしれません。
少なからず社内からそういう声が上がっていることで、元凶社員の評価は下がるはずですので、まずは直属の上司に報告しましょう。
話を聞かない工夫をする
どうしてもつまらない会話と言うものは耳に入ってきてしまいます。
物理的にこの無駄話を聞かないで済む工夫を考えてみましょう。
耳栓をする・自分の席を変えるなどの物理的な対策があります。
話を聞かない工夫ができればそれが最適です。
ただし、耳栓は集中できる代わりに付けはずしが面倒だったり、普通の会話すら遮断してしまいますので使い方には注意しましょう。
自分の席を変わることは、物理的に無駄話の多い人から離れる対策です。
席を変えることも社内環境によっては困難な場合があります。
リモートワークをする
無駄話が多くてイライラしてしまうと生産性が落ちます。
リモートワークが可能な職場であれば、リモートワークをしましょう。
会社でしかできない事務作業は徐々に減ってきているはずです。
一般的には仕事の邪魔をするものが少ない会社内のほうが仕事は捗ります。
自宅では気が散るような誘惑が自宅にはたくさんあるからです。
しかし、無駄話の多い職場はそれだけで集中しにくい環境となります。
リモートワークのほうが生産性が上がるのであれば、リモートワークを積極的に活用してもよいでしょう。
距離を置いて相手にしない
無駄話の多い職場には必ず元凶となる社員がいます。
その元凶社員の相手をしていると仕事は捗らなくなるでしょう。
割り切って対応すると話しかけられることも少なくなります。
生返事を返したり、仕事の話に振り替えたりすると効果的です。
面白い無駄話に乗っていくのは面白いですし、仕事中の雑談やコミュニケーションは時に必要です。
しかし、つまらない雑談に付き合い続けることはストレスを溜めることにしかなりません。
割り切って距離を置き相手にしないことも手段の1つといえるでしょう。
諦める
会社が無駄話をある意味容認してしまっている状態は健全ではありません。
無駄話の多い職場環境の改善が見込めないのであれば、その会社はその程度であるという諦めを一種持つとよいかもしれません。
怒りやストレスとなる感情は期待することから生まれることがあります。
期待しない、諦めることで自分自身の精神を安定させるのです。
>>アンガーマネジメントの方法。イライラと怒りをコントロールしよう!
アルバイトやパートであれば見切りをつけて辞めることも選択肢の一つです。
改善の余地が見られない職場の生産性は、今後もなかなか期待できません。
無駄話に対してやってはいけないこと
無駄話に対してやってはいけないことがあります。
これらはデメリットしかありませんので注意する必要があります。
確認してみましょう。
直接注意する
直接注意するのはやめておいたほうが無難です。
「すいません、少し静かにしてもらえますか?」
その後の展開を想像してみてください。
きっと一時的に静かになるかもしれませんが、その後の当てつけやいじめなどが起こるかもしれません。
「触らぬ神に祟りなし」ということわざがありますが、まさにその通りで嫌な未来になっていく可能性があります。
無駄話に加わる
無駄話の多い職場に慣れるために自ら中に入っていくというのはやめておきましょう。
自分自身の評価は下がりますし、周りからも蔑まれます。
仲間と思われるのは損しかありませんので、あくまでも距離を置いていた方が得策といえます。
また、結局つまらない話題に話を合わせることで、自分自身の価値も下げていくことになります。
面白い話、生産的な話を休憩時間中にするのではありません。
つまらない集団の中にいると自分もつまらなくなってしまいますので注意しましょう。
話している内容を聞く
聞こえてくる話題について、内容を聞かないようにしましょう。
いちいち「つまらない話してるなあ」「どうでもいい」などと、自分にとってマイナスな感情を生むことになります。
一つの騒音として捉えておいて、内容を聞かないようにしておけば嫌な感情をセーブすることも可能です。
雑音として捉えておいて、内容が頭に入ってこないように仕事に集中しましょう。
無駄話が多い職場の対処法5選!まとめ
無駄話が多い職場の対処法5選を改めて紹介します。
- 無駄話の多い社員の上司に相談する
- 話を聞かない工夫をする
- リモートワークをする
- 距離を置いて相手にしない
- 諦める
このように対処法を挙げましたが、実質的な改善は会社の取り組みによって変わります。
会社側に相談して変えられないのであれば、割り切って自衛することも大切です。
職場環境を変えるのではなく、自分の働きやすい環境を作ることも考えていきましょう。