【営業の仕事って大変?】マイナスイメージと実際のところ

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営業

営業の仕事は大変そう、つらそう、忙しそう、ノルマが厳しそう、残業代が出なそう、辞める人が多そうといったマイナスイメージもつきまといます。

営業の仕事は確かに楽な仕事ではありません。

しかし、大変さや辛さを理解した上でなら続けていけるはずです。

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営業の仕事で大変なこと

営業職の大変さや辛さを具体的に挙げてみます。

営業職の大変なところ
  • 数字(ノルマ・予算)に縛られる
  • 毎日話をしなければならない
  • 上司からの叱責
  • スケジュールに自己管理が必要
  • クレーム処理がときには必要
  • 顧客を失うこと
  • 売掛金の督促と回収
  • 残業代が支給されにくい

どれも大変ですね。

それでは大変さやつらさについて確認してみましょう。

数字(ノルマ・予算)に縛られる

営業は結果で評価されます。

結果で評価されるということは裏返しにいえば、結果を出さないと評価されないということです。

年間、半期、月、週と予算やノルマが設定され、その達成状況に応じて評価されます。

半期ごとに人事考課を行う会社だとしたら、上半期の数字が良くて評価され給与が上がっても、下半期の数字が悪ければ給与が上がらないかもしれません。

歩合の要素が強い会社であれば、さらに自分の給与は数字により左右されます。

数字が悪ければ給与も少ないということもあり得ます。

数字に対するプレッシャーを力に変えられるか、つぶされるか。

予算やノルマという明確な目標があればあるほど力は出やすいものです。

数字に対して前向きに捉えると頑張れますよ。

毎日話をしなければならない

営業の仕事は話すことが仕事です。

電話や直接の面会でお客さんと会話することが重要になります。

人見知りや人と話すことが苦手な人は最初苦労するかもしれません。

新規営業は無下に断られることが当たり前です。

アポイントが取れても多くの場合、営業が話をするのは社長や部長などの決裁者です。

物怖じして当然です。

また、接客業もそうですがイライラしていたり、落ち込んでいたりしても感情は抑える必要があります。

ここに、毎日人と話す大変さがあるかもしれません。

しかし、どんな仕事も慣れてくるものです

自社商品やサービスが理解できれば、自分の得意分野で話ができるので心配の必要はないのです。

 

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上司からの叱責

数字が上がらない場合は上司からの叱責や圧力があるかもしれません。

管理職はあなたの数字を上げることが仕事ですから、ときには厳しい叱責を受けることも考えられます。

数字が上がらない日々が続き、上司から怒られる日々が続く。

そんな厳しい環境に嫌気がさして辞めてしまう営業マンも少なくないのが現実です。

その分、結果を出している営業や、上司からの指示に対してスピード感を持っては評価されます。

上司との関係も自分次第で改善できることもあるはずです。

スケジュールに自己管理が必要

スケジュール管理も含めて営業の仕事です。

いつ、どこで、誰と会うのか。

予定の組み方についてはある程度裁量が与えられるはずです。

ですから、営業はサボることも自由な場合が多いといえます。

ある程度共有カレンダー、ホワイトボード、営業日報などで上司に行動報告は必要かもしれません。

しかし「いってきます」と外に出れば、そこからの管理は難しいはずです。

自己管理ができない営業は結局数字が上がりません。

サボれるという誘惑に対する自己管理が必要なのです。

その分、自由な行動ができることは営業職の特権でもあります。

最大限活かせれば、これは営業職のメリットでもあるのです。

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クレーム処理がときには必要

自社商品やサービスに問題が起きて、クレームの連絡が来ることがあるかもしれません。

営業マンは会社の代表であり会社の顔ですから、そのクレームに真摯に対応する必要があります。

感情的に厳しい言葉や態度が飛んでも、ぐっと我慢して謝ることは確かに気が滅入る仕事です。

自社商品やサービスの問題は、多くの場合自分自身のミスによるものではありません。

自分のミスではないことに対して謝るのことも嫌な仕事ではあります。

しかし、割り切って謝り、スピード感を持って対応することが信頼を回復することにつながります。

まずは謝罪し、具体的に事情を確認しましょう。

謝罪するときは、反論せずにまず詫びることが大切です。

顧客を失うこと

クレーム処理で謝ることは大したことではありません

自分のミスではないので謝ることには簡単に慣れることができます。

ただし、このクレームにより顧客を失うことは営業としてとても辛いことです。

やる気のある営業ほど辛いと感じます。

苦労して受注にこぎつけた顧客、何度も仕事をして愛着のある顧客、人間関係を深めてきた顧客。

どれだけ詫びたところで、一度失った信用を取り戻せないことがあるのです。

自分以外のミスで顧客を失う辛さは営業職ならではでしょう。

売掛金の督促と回収

請求したのに入金がない。

お金を回収してこそ仕事は完結します。

顧客に対する顔として対外的に活動している営業職は、売掛金の催促と回収まで責任を持つことが多い職種です。

金払いの悪い顧客への催促や回収業務はなかなか骨の折れる仕事です

この仕事を楽しめる人はなかなか少ないでしょう。

早く回収の目途をつけて終わらせることです。

 

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忙しすぎること

営業活動をすればするほど数字は上がりますが、自分の仕事も増え忙しくなります。

その上、上司から仕事を押し付けられたり、顧客からの無茶な要望に応えたりしていれば、残業が当たり前というような生活にもなり得ます。

数字へのモチベーションが高い社員ほど、忙しすぎる状態に陥りがちなです。

スケジュール管理や事務処理効率化である程度カバーできますが、顧客量は定期的にバランス確認するとよいでしょう。

残業代が支給されにくい

外出していることの多い営業職。

外出している間は会社側もなかなか管理できません。

そのため営業職はみなし時間労働制を採用している会社が多いといえます。

みなし時間労働制となることの多い営業職は残業代も支給されにくいのが特徴です。

一定時間は外出、残業代込みとしての雇用形態となります。

労使協定についてはよく確認しておきましょう。

 

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営業の仕事で大変なこと まとめ

営業の仕事の大変さやつらさを理解することで、覚悟して営業の仕事に取り組むことができます。

逆に大変なのはこの程度と思っておけば、継続することができるはずです。

営業職につくか悩んでいる方や続けていけるか悩んでいる方は、営業職の楽しさと大変さをよく理解することをおすすめします。