営業のパソコンスキルはどの程度必要?最低限身に付けておきたいこと

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営業職にパソコンスキル(PCスキル)はどの程度必要なのでしょうか?

営業職に就職する・異動するといったときにパソコンが苦手で不安な方も少なくありません。

実際のところ、営業はパソコンがあまりできない人でも大丈夫です。

営業が日常レベルで必要なパソコンスキルについて解説します。

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営業にパソコンスキルは必要?

営業にパソコンスキル(PCスキル)は必要か?

結論から言うと営業に必要なパソコンスキルはあまり必要ありません。

最低限キーボード入力とメールマナーだけ身に付けておけば大丈夫です。

作成すべき書類はたくさんあるので入力スキルは必要になりますが、基本フォームは会社に用意されているはずです。

また、外交活動中心のためウェイトは社外にあります。

営業の日常からパソコンの必要性を考えてみましょう。

営業の主な仕事

営業の主な仕事は受注活動です。

営業は大きく分けて3種類に分けられます。

  • BtoB営業(法人営業)
  • BtoC営業(個人営業)
  • 内勤営業(カウンター営業)

BtoB営業とBtoC営業の違いとは?【分かりやすい比較表付き】

BtoB営業(法人営業)とBtoC営業(個人営業)の主な仕事は、顧客へのアポイントを取って顧客と面会し商談をする。

この外交活動が中心となります。

内勤営業は携帯ショップや旅行代理店などカウンター営業となるので、パソコンを使いながら説明することも増えます。

ただ、どちらも顧客とのコミュニケーションに重点があるため、エンジニアに必要となるようなパソコンスキルがなくても大丈夫です。

営業がパソコンを使う時間

営業がパソコンを使う時間は外交活動が中心となるため、どちらかというと少ない業種といえるでしょう。

外回り営業であれば1日の勤務時間8時間のうち、外交活動が4~6時間、事務作業が2~4時間というイメージで考えれば大丈夫です。

日中は外交活動をして朝や夕方に事務作業というのが、営業の基本スタイルとなる会社が多いといえます。

ただし、パソコンスキルがないことで事務作業に時間がかかり、残業に繋がる可能性は考えられます。

営業がパソコンで作る書類

営業にパソコンで作る書類にはどんなものがあるでしょうか?

営業がパソコンで作る書類
  • 見積書
  • 計画書(提案書)
  • 受注書
  • 請求書
  • 社内書類(出勤簿・立替清算書)
  • 顧客へのメール

会社にもよりますが大きく分けるとこのようなものになるでしょう。

内容を確認してみます。

見積書

見積書は営業の基本です。

顧客と条件を確認して、自社が受けられる金額を積算します。

多くの場合、見積書は計算式の組まれたエクセルを使用します。

項目・規格・数量・単位・単価・金額・条件などの項目への入力と計算が必要になります。

基本フォームは会社で作られているはずですので入力が中心になりますが、計算式は最低限理解しなければなりません。

セルを壊してしまったり計算が間違っていたりして、金額が合わない見積書となる可能性がありますので注意が必要です。

 

⇩正しい見積書の作り方を理解しましょう。

営業の正しい見積書の作り方とは?原価の把握がスタートライン!
営業のみなさんはどのように見積を作っていますか?会社の単価表があるから?教わった作り方があるから?いいえ、正しい見積は原価の積み上げがスタートラインです。見積作成において最も大切な原価管理について確認していきましょう。

計画書(提案書)

計画書(提案書)は見積と合わせて顧客に提出することがあります。

計画書は見積条件や他社との差別化に綺麗に作ってあるほど営業戦略上有利になります。

ときには表やグラフなどの作成も必要になりますので、計画書については多少パソコンスキルが求められます。

エクセルやパワーポイントなどの知識が必要になるかもしれません。

ただし、基本フォームに沿って作れるようにシステム化していることが多いので、入社してから覚えていけば問題ありません。

受注書

受注書は仕事の受注が決まったときに社内に回す書類です。

これは会社によって名前が違いますが、顧客情報や受注金額などのデータを入力するものです。

主にエクセルを使用して、顧客住所・連絡先・担当者名などを基本フォームに入力します。

最低限の入力スキルで大丈夫です。

社内書類

出勤簿・立替清算書など社内書類への入力作業です。

その他、請求予定管理や営業日報など会社によって社内書類があるでしょう。

これら社内書類は基本フォームに基づき、入力する書類となります。

顧客へのメール

FAXの使用が少なくなってきて、顧客とのメールのやり取りが主流になっています。

記録として残り便利なツールなので、一日に何通もメールでのやり取りとは発生するでしょう。

メールでのビジネスマナーについては理解が必要です。

失礼のないような文書を作れるようにしなければなりません。

営業に便利なパソコンスキル

営業が使えると便利なパソコンスキル(PCスキル)を紹介します。

営業に便利なパソコンスキル
  • 入力スピード
  • エクセル
  • ワード
  • メール
  • パワーポイント

どれも最初は初心者レベルでも慣れれば問題ありません。

1つ1つ確認してみましょう。

入力スピード

入力スピードは速いに越したことはありません。

長文の入力作業は多くありませんが、各種フォームへの入力業務は多くあります。

キーボード入力はどんな営業職でも最低限必要になりますので、ブラインドタッチは身に付けておきたいところです。

入力が遅いことで残業とならないようにしておきましょう。

エクセル(Excel)

エクセルといっても計算式の組立や関数といった難しい知識までは必要ありません。

見積書で足し算、引き算、掛け算、割り算などの基本計算は必要となりますが、計算式は入っているはずです。

計算式の入ったセルを壊して見積書を作成すると大失敗があるかもしれませんので、計算式は原則手入力しないようにしましょう。

計算式の意味も最低限の理解があれば慣れるので大丈夫です。

また、ショートカットキーは時間短縮になりますので徐々に覚えておくと便利ですよ。

例 コピー・ペースト(Ctrl+C・Ctrl+Vなど)

ワード(Word)

エクセルに比べるとワードは使用頻度が少なくなっています。

文章のみの入力ではワードのほうが早く作成できるので、様式によってワードが用いられます。

体裁を整えるのにエクセルよりもうまくいかない場合があります。

入力ができれば特に問題はないでしょう。

メール

メールは顧客とのやり取りの基本ツールとなっています。

最低限メールマナーは覚えておかなければなりません。

会社で決められた定型文を使用しておけば問題ありませんが、基本の理解がなければ失礼なメールになることも考えられます。

社名・部署・役職・名前・様など順番にも気を付けましょう。

また、署名や添付ファイルの扱いなど細かい点は仕事をしながら覚えていけば大丈夫です。

パワーポイント

パワーポイントは客先でプロジェクターなどに映してプレゼンする際に使用されます。

業界によって使用するしないは異なります。

大きなプロジェクトのプレゼンなどには、表やグラフなど見栄えの良い資料作成が求められるかもしれません。

パワーポイントは扱いのない業界も多いので、必要に応じて身に付けていけばよいスキルです。

営業のパソコンスキル まとめ

営業のパソコンスキル(PCスキル)はあまり必要ありません。

最低限キーボード入力とメールマナーだけ身に付けておけば大丈夫です。

  • エクセル(Excel)
  • ワード(Word)
  • メール

よく使うこれらの使い方も働きながら覚えていけば問題ありません。

仕事をしながら徐々にパソコンスキルを身に付けていきましょう。

 

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