次のキャリアをどう考えていますか?
この質問をされたときに明確に答えられない人は要注意です。
次のキャリアには大きく3つの選択肢(スペシャリスト・ゼネラリスト・余裕のある仕事)から選ぶことになります。
どの道に進むのがよいのかを考えてみましょう。
次のキャリアをどう考える?
次のキャリアをどうか考えていますか?
この質問に対しての答えを考えてみてください。
何も考えてない人は要注意
次のキャリアについて何も考えていない人は要注意です。
目の前の与えられた仕事をただこなしているだけの可能性があります。
この先の出世や昇進は望みどおりにはいきませんし、後輩から追い抜かれていくかもしれません。
理想を持たないと理想には近づけないんです。
それでもいいと思っているなら話は別ですが、次のキャリアを考えて行動しないと理想には近づけません。
漠然としていると進まない
- なんとなくあのセクションにいきたいな
- なんとなくあのポジションに就きたいな
- 今の仕事は続けていたくないな
次のキャリアに対するイメージが漠然としていると、やはりなかなか前には進めないのです。
もちろん人事は自分で決められることではありません。
ただし、自分の進みたい道を思い描き、実際に行動しないと思い通りにはならないんですね。
次のキャリアのイメージを固めて、必要なスキルを磨いていくほうが理想には近づきます。
明確に考えたほうが実現確率は上がる
次のキャリアについて明確に考えて行動したほうが、実現する可能性は高まります。
例えば、営業の課長職だったとしましょう。
次のキャリアとして拠点長を目指すのであれば、営業のことだけでなく総務経理のノウハウも必要ですし、マネジメント能力も必要になります。
営業に特化して頑張っても、拠点長にはなれないんですね。
次のキャリアを拠点長だと思い描くのなら、必要なスキルを身に付けていく行動が求められるのです。
次のキャリアには3つの選択肢がある
次のキャリアを考えるときには3つの選択肢を意識しましょう。
- ゼネラリスト
- スペシャリスト
- 余裕のある仕事
次のキャリアは大きくこの3つにわかれます。
詳しく解説していきますね。
ゼネラリスト
ゼネラリスト(Generalist)とは、多様な能力を持つ人という意味を持ちます。
経営者や拠点長などを目指していく道ですね。
営業職・技術職・総務経理など幅広く知識と経験を有している人が強みになります。
また協調性やまとめる力などマネジメントスキルも必要になってきます。
色々な職種を経験したほうがゼネラリストとしての能力を高められます。
スペシャリスト
スペシャリスト(Specialist)とは、特定の分野における知識・技術・経験を有する専門職を指します。
営業職であれば、次のキャリアは営業部長や本社直轄の営業本部長などを目指していく道です。
専門的なプロとして知見やスキルを磨いていくことが求められます。
また、部下を抱えることにはなりますので、マネジメントスキルはスペシャリストにおいても大切です。
どれだけ仕事が取れる営業マンでも、部下の育成ができなければプレイヤーとしての道しか残されません。
⇩スペシャリストとゼネラリストについてもっと詳しく
>>スペシャリストとゼネラリスト、どちらを目指すか決めることの重要性。
余裕がある仕事
次のキャリアをあえて出世の道から外して、余裕がある仕事へシフトするのも選択肢のひとつです。
出世することで給料が上がっても、それに比例して責任も重くなります。
副業が当たり前の時代となってきています。
本業+副業の収入が本業で出世する道よりも得られる収入よりも大きい可能性もあるのです。
そのためには、時間拘束やストレスによる負荷がかかる仕事では厳しいですね。
出世の道が幸せにつながるとは限りません。
家族との時間や副業の時間を確保するために、より余裕がある仕事を求めていくのも選択肢といえるでしょう。
次のキャリアに迷ったらどうする?
次のキャリアについて考える大切さは理解できたはずです。
それでもなお、自分はどの道に進むべきか決められない。
そんな風に次のキャリアに迷ったときにどうすればよいのか考えてみましょう。
5年後の自分を想像する
次のキャリアに迷ったときは、5年後の自分を想像してみてください。
拠点長になっている自分、営業部長になっている自分、今の仕事を続けている自分。
実際にイメージしてみてどの自分がよかったですか?
5年後の自分をイメージしてみると、なりたい自分が見えてきます。
目標とする人を決める
次のキャリアに迷ったときは、自分の上司の中で誰の働き方がよいか、どの仕事をしたいかを考えてみましょう。
直属の上司だけではなく他のセクションも含めて、「あの役職に就きたいな」という仕事があるはずです。
それを次のキャリアとして目指しましょう。
実際の目指すべき役職のモデルケースがそこにあります。
激務で死にそうな顔をしながら働いている上司の役職には就きたくないですよね。
目標とする人を決めることでイメージが固まってくるはずです。
自己分析してみよう
自分の適職がわからない。
理想の働き方のイメージもできないという方は、一度自己分析してみましょう。
無料でできるビジネス診断ツールもたくさんあります。
無料のビジネス診断については>>【ビジネス診断】ビジネスに必要なセンスやタイプがわかる診断ツール5選!をご覧ください。
自分の強みを知ることで自分に合った仕事を模索していきましょう。
このときに転職も手段のひとつです。
今の会社に理想がないこともあり得ます。
次のキャリアは広い視野で考えてみてください。
次のキャリアをどう考える?3つの選択肢からキャリアを選べ!まとめ
次のキャリアには大きく3つの選択肢があります。
- ゼネラリスト
- スペシャリスト
- 余裕のある仕事
それぞれイメージしてみると、いい部分と悪い部分があるはずです。
次のキャリアをどこに置くかは人それぞれで答えはありません。
ただし、次のキャリアを考えて行動しないことには実現が難しくなります。
理想の働き方を手に入れるために、次のキャリアを決めて行動していきましょう。