数値化が目標や指示には超大事!普段から数字を使おう(会話例付き)

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営業マネジメント

立てた目標がいつの間にかやる気なくなっている。

出した指示がうまく伝わらない。

 

このように目標や指示がうまくいかないことってありますよね。

これは目標や指示が数値化されていないことが原因であることが多いものです。

 

では、なぜ数値化することが大事なのでしょう?

目標や指示の数値化の重要性について解説します。

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数値化とは?

数値化」とはどのような意味でしょうか?

まずは数値化の意味と重要性について解説します。

数値化の意味

数値化とは呼んで名のごとしで、「数値に変化させること」を意味しています。

漠然とした大きさの表現を数字を入れて表現するということです。

 

数値化した表現は具体化されます。

具体化することで数がイメージが明確になるのです。

 

具体化することは目標や指示において大事なことです。

目標や指示がうまくいかないのは数が漠然としているからなのです。

数値化の表現例

数値化の表現例を確認してみましょう。

新しくできたファミレスにかなり人が入っていたよ。

 

この「かなり」という表現は曖昧ですよね。

かなり」を数値化することで量が具体的になります。

 

新しくできたファミレスには50席中40席くらい人が入っていたよ。

 

数値化されることで状態が明確にイメージでき、お互いのイメージの相違がなくなります。

数値化の重要性

目標や指示は具体的でなれけばなりません。

漠然としていると目指す場所がどこだか分からなくなってしまうのです。

 

目標は達成の状態が明確でなければたどり着けません。

指示も達成の状態が明確でなければ、上司と部下でズレが生じます。

 

数値化でイメージを具体化することで目的地を明確にするのです。

明確なゴールがあると進捗管理をすることができます。

 

ゴールまでの距離が分かるので、あとどれくらい頑張ればよいのかわかりますね。

ゴールから逆算して考えることが目標達成には重要なのです。

目標の数値化の方法

目標の数値化はどのように行えばよいのでしょうか?

例を交えながら目標の数値化の方法を確認してみましょう。

目標の達成状態を数値化

目標の達成状態を具体化しましょう。

 

営業職だとすると予算を達成することに設定すると分かりやすいですね。

予算の120%以上達成としてもよいです。

 

明確にどれだけ受注したかという達成状態が明確だと、目指す場所がわかりやすくなりますので頑張れます。

目標の達成方法を数値化

次に目標の達成方法を数値化しましょう。

どうやって予算達成という目標を達成させるか?

 

ここにも数字をいれることが大切です。

予算達成を目標としたとして、達成方法の数値化例を挙げてみましょう。

 

  • 電話営業を1日50本以上行う
  • 有効見積を月30本以上提出する
  • 1日平均3人以上と名刺交換する

 

このように数字を取り入れることによって、目標達成に必要なプロセスが明確になります。

目標の達成方法も数値化するとよいでしょう。

目標のスケジュールを数値化

いつまでにどの程度達成させるか?

目標には期日を設けなければなりません。

 

目標のスケジュールにも数字を取り入れて明確にしておきましょう。

目標・達成方法・期日これらすべてに数値を盛り込みます。

達成状況とプロセスが明確になることで目標を達成することができるのです。

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指示の数値化の方法

指示についても数値化は大切です。

数が漠然としていると上司と部下で食い違いが起こります。

会話例を参照しながら確認してみましょう。

指示の失敗例

指示の失敗例を見てみましょう。

 

上司
上司

新商品のアイデアを次の会議までにいくつか考えておいて

 

会議当日

部下
部下

2つ新商品のアイデア考えてきました。

上司
上司

え、2つしか考えてこなかったの?

これは「いくつか」の表現が悪いですね。

 

もう1つ失敗例を挙げてみます。

上司
上司

この見積なるべく早めに作ってくれる?

部下
部下

承知しました

 

3日後

 

上司
上司

頼んだ見積まだできないの?

この場合は「なるべく早く」の表現に食い違いが発生しています。

このように漠然とした量や期日の指示は、受け取り方によって変わりますので数値化することが大切なのです。

 

数値化で食い違いをなくす

正しい数値化の例を挙げてみます。

上司
上司

新商品のアイデアを次の会議までに5つ考えてきて

上司
上司

この見積を明日の17時までに作ってくれる?

 

「いくつか」「なるべく早く」といった言葉を数字に変換すると、明確な達成状況がわかります。

 

指示をする側とされる側の食い違いをなくすのに、数値化が重要なことが分かりますよね。

 

指示には曖昧な表現をせず数値化して指示をしましょう。

目標や指示の数値化 まとめ

目標は達成の状態が明確でなければたどり着けません。

そのため、目標・達成方法・スケジュールを数値化して設定しましょう。

 

指示も達成の状態が明確でなければ、上司と部下でズレが生じます。

量や期日に対して曖昧な表現はせず数値化して指示しましょう。

 

数値化して考えると達成状況から逆算して考えられるようになります。

この逆算思考も目標や指示の達成に重要なのです。