満員電車に揺られながら通勤する毎日。
そして、混雑した電車は新型コロナウィルス感染のリスクもあり、なるべく避けたいところです。
そこで今こそ早朝出勤に切り替えることをおすすめします。
みなし労働時間制においては時間差通勤という最大メリットが期待できます。
早朝出勤のメリット・注意点・続け方についても詳しく紹介します。
早朝出勤とは?
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早朝出勤とは呼んで名のごとし、「通常の勤務時間よりもっと朝早く出勤すること」です。
勤務時間がかっちり決まっていたり、時給制だったりするとそぐわないかもしれません。
前残業代として発生してしまうようでは、会社の許可が必要となります。
しかし、みなし労働時間制やフレックス制を採用している会社では早朝出勤でも問題ないでしょう。
9:00~18:00の8時間勤務を、7:00~16:00や6:00~15:00の8時間労働にに変更するのです。
時間が前倒しになっただけで同じ8時間労働です。
早朝出勤をすることは勤務時間をズラすことになります。
早朝出勤のメリット
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早朝出勤に変更するとどんなメリットがあるのでしょうか?
早朝出勤特有の4つの大きなメリットをご紹介します。
時間差通勤による混雑回避
早朝出勤最大のメリットといえば、時間差通勤による混雑回避です。
満員電車や混雑した7:00~9:00の電車を避けることにより、ゆったりと電車移動ができます。
>>満員電車に乗りたくない!コロナ禍に満員電車に乗らない方法とは
混雑した車内で吊革につかまっていたらできないことも、座っていればできるようになります。
読書やスマホで勉強することも可能で、何もできない嫌な時間が有意義な自分時間に変えることができるのです。
往復2時間の電車時間とした場合、1か月で40時間、1年間で480時間の自分時間を獲得できます。
通勤時間を有効に使えるか使えないかで、人生は大きく変わるかもしれません。
生産性の高い朝時間
朝起きてからのの2~3時間は最もアクティブに時間を使うことができるといわれています。
疲れて眠くなってしまった状態で何かに取り組むよりも、早い時間のほうが生産性の高い時間にすることができるのです。
その朝時間を有意義な移動時間に充てたり、静かな社内で集中して仕事を行うことで高いパフォーマンスを発揮します。
疲れた体と頭で残業して行う1時間の仕事よりも、早朝の社内で行う1時間の仕事のほうが圧倒的にはかどります。
生産性の高い朝時間を1度体験してみればきっとわかりますので、1度是非試してみてください。
>>朝活のメリットと効果とは?自ら継続することで検証してみた
家族時間が確保できる
残業して自宅に21時に帰ってくれば、子どもとの生活時間はずれてしまいます。
早朝出勤をすることで早く退社できれば、家族時間が確保できるのは早朝出勤の大きなメリットです。
ママが最も忙しいのは18:00~21:00の子どもとの時間。
夕飯の準備片付けやお風呂などの寝る準備で忙しい時間を、パパが一緒に楽しくできればママや子どもも大喜びです。
思い切った早朝出勤をすることで、夜の家族時間をしっかり確保することができるのです。
遅刻をしない
出勤時間ギリギリに起きて焦って会社に行く、または遅刻してしまうなんて毎日を過ごしている方もいるかもしれません。
遅刻は会社からの評価を下げるだけでなく信用も失います。
当然のことながら遅刻をしないことは、社会人としての基本中の基本です。
早朝出勤をするということは、早く寝る生活にもなるということです。
そのため、寝坊のリスクはかなり減るはずです。
目覚ましを止めて二度寝してしまっても大丈夫な生活を獲得できますので、遅刻はしなくなりますよ。
早朝出勤の注意点
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早朝出勤する上で注意しておきたいポイントも押さえておきましょう。
メリットに比べれば大したことありませんが、気を付けるべきポイントがあります。
退社後も電話対応が必要
早朝出勤するということはその分早めに退社するということです。
顧客のコアタイムとズレることになりますので、携帯電話への連絡はお構いなしにかかってきます。
自宅でも電話対応をする必要があることは覚悟しておく必要があります。
特に営業職は夕方に電話がよく鳴ります。
この電話を無視するようでは営業マン失格です。
スピード感を大事にして、帰宅後も電話対応をするつもりで早朝出勤しましょう。
帰りにくい雰囲気
2時間早く出社したから2時間早く帰る。
認められているなら合理的なのですが、同僚からの理解が得られるか難しいところです。
帰りにくい雰囲気を感じて、通常の定時まで残ってしまうのでは残業しているのと同じになってしまいます。
新型コロナウィルスの影響もあり、時差通勤を会社も推奨しているはずです。
今こそ早朝出勤に切り替えるチャンスです。
今変えてしまえば、今後経済が戻ったときも早朝出勤が普通の生活にできます。
帰りにくいことが早朝出勤のネックになっているのであれば、今こそスタートのタイミングです。
社内打合せがしにくい
コアタイムを自分がズラしても、周りが変わるわけでありません。
夕方みんなが戻ってきて、顔を合わせて打合せしていた環境がなくなります。
電話やメールなどでの打ち合わせに変化していくことで、お互いがやりにくいとかんじることもあるでしょう。
しかし、リモートワークをしていかなければならない時代が来ています。
打合せに直接顔を合わせないことが、今後主流になってくるかもしれません。
社内打合せについても早く慣れること、早く問題点をつぶすことが大切になってくるはずです。
早朝出勤の続け方
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次に早朝出勤の続け方について考えてみましょう。
途中で断念しないための工夫を紹介します。
ほとんどのことは翌朝でも大丈夫
早朝出勤をすると問題となるのが、飛び込んでくる「今日中の仕事の処理」です。
夕方に上司や顧客から「今日中にお願いしたいんだけど」という要望が出ることがあります。
夕方に頼んできて今日中という段取りも酷いものですが、期日のある急な仕事は常に発生するものです。
ここで、この今日中の仕事の期日は実際には翌早朝でもほとんど大丈夫です。
どちらにしても確認されるのは早くても翌朝です。
翌日の早朝出勤で処理すれば大概のことは間に合います。
「今日中に」という相談ごとに対しては、「翌早朝でも大丈夫か」という期日調整を行って間に合わせましょう。
午後に外交活動を集中させて直帰
事務処理などの社内実務を早朝に処理するようにします。
そのため外交活動は午後に集中させることが得策です。
外交活動を終えて、会社に戻ってくると帰りにくい環境や社内実務が見えて残業することにもなってきます。
早朝出勤をすることは直帰することとものすごく相性が良いのです。
なるべくスケジューリングするときには、客先と相談して直帰できるようタイミングで調整すると効率的に行動できるはずです。
早朝出勤を継続すること
早朝出勤を続けたければ、早朝出勤を継続することです。
早朝出勤して早く帰る社員として認知されるとそれが当然になってきます。
社内で働き方が認知されれば障壁はもうありません。
遅い時間に仕事の依頼もなくなりますし、電話連絡も少なくなってくるはずです。
翌朝処理できるようにメールを活用するなど、周りも仕事の振り方を配慮してくれるようになります。
早朝出勤しているキャラクターとして、広く認知してもらうことでさらに続けやすく、働きやすくなってくるのです。
早朝出勤のメリット・注意点・続け方 まとめ
早朝出勤に切り替えることで大きなメリットがあります。
- 時間差通勤による混雑回避
- 生産性の高い朝時間
- 家族時間が確保できる
- 遅刻しない
早朝出勤に切り替えようか悩んだその時が、早朝出勤への切り替え時です。
社内的に難しいと考えるのも最初だけです。
早朝出勤を続けて認知されれれば、それが普通になります。
大きくライフスタイルが変わりますが、今こそ新しい変化をするべき時なのかもしれません。