部下に奢るとよい3つの理由。奢るときのマイルールを決めておこう

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食事を奢(おご)ってくれる気前の良い上司、奢ってくれないケチな上司。

知らず知らずのうちに部下は上司を評価し仕分けしています。

 

なぜ部下に奢ると良いのでしょうか?

また食事を奢るときにはどのようなタイミングで奢るとよいのでしょうか?

 

部下に奢るということについて考えてみましょう。

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部下に奢るとよい3つの理由

なぜ部下に奢(おご)るとよいのでしょうか?

部下に奢るとよい理由は大きく3つ考えられます。

  • 正しい上下関係ができる
  • 感謝される
  • 器が小さいと思われない

それでは、これらの理由について確認してみましょう。

正しい上下関係ができる

奢る(おごる)ということは古い文化ではありますが、上司と部下の上下関係を作るのに最適です。

奢る人と奢られる人で上下関係が形成されます。

 

当然上司の方が給料もらっています。

それでも、仕事上の関係の人間に実費を切るのはどうかという意見もあるかもしれません。

 

しかし上司の役目は部下のモチベーションを上げ、指示事項を遂行させることをにあります。

部下に奢ることでこの2つの役割が満たされるので、上司としての自分に投資し、正しい上下関係を作るのに一役買っています。

感謝される

部下の支出を減らすことで感謝や恩を得ることができます。

単純にこの感謝や恩は好感度と繋がっています。

上司を好きか嫌いかで好きな方が仕事も当然しやすいですよね。

 

また、部下は奢ってもらったという恩を覚えています。

きっと上司にその恩を返そうと思いますし、またその部下にも同じことをしていこうと考えるはずです。

この連鎖が強い組織作りにつながっているかもしれません。

器が小さいと思われない

奢ってくれる上司がいる一方で、奢ってくれない上司のことは器が小さいと部下は考えてしまいます。

上司同士は比較されています。

 

たかがランチかもしれませんが上司もまた試されています。

部下から器が小さいと思われている上司の指示は言葉の重みが変わってきます。

 

器の小さい上司と思われることは損であるという一面もあるのです。

奢るときのマイルールを決めるとよい

すべての場合に奢る必要はありません。

さすがに経済的負担が大きくなってしまいます。

そこで、マイルールを決めておくとよいでしょう。

マイルールを決めておくメリットを解説します。

迷いがなくなる

マイルールを決めておくと迷いがなくなります。

「どうしようかなぁ、奢ろうかな、やめとこうかな。」

こんな迷いをに部下に悟られたら格好悪いですよね。

 

また、毎回迷うのも嫌なものです。

支出が普通よりも大きくなるのですから、迷うのも当然なのですがマイルールを決めてしまえば迷うことはありません。

ルール化しておくと損した気持ちにもならないので精神的にも楽になりますよ。

支出は少なめに

奢った後に後悔はしたくないものです。

思いのほか大きな支出が発生し、後で後悔するというのは意外と少なくありません。

 

マイルールを決めておかないと、大きな出費を発生させることもあるのです。

飲みに行ったときのルールや、複数人でいるときなどどうするかは考えておくとよいでしょう。

 

負担する支出額で奢るラインを決めておくと、自分への負担も小さくなります。

気分によって大きな負担をしないようにルールを決めておくとよいかもしれません。

部下も察する

マイルールがあると部下も奢ってくれるときと奢らないときを察するようになります。

 

部下側も奢ってくれることを少し期待する気持ちが発生します。

その結果奢ってくれなかったときには、少しがっかりしたりしてしまうものです。

それがマチマチであるほど、そのがっかり感を感じる回数も増えるのです。

 

最初から察することができると、期待に応えるときには応える・最初から期待しないという仕分けができるのです。

奢るときのおすすめルール

奢るときのおすすめルールをご紹介しましょう。

奢るか奢らないかの仕分けが簡単になりますのでよかったら参考にしてください。

部下と2人の同行営業

部下と2人で同行営業するときのランチは奢ります。

ポイントは同行営業で外出しているときです。

>>営業の昼休み、みんなは何してる?良い使い方と悪い使い方

 

部下と一緒に外回りするときもあるでしょう。

そんなときこそハッパをかける意味も含めて奢るようにします。

 

ゆっくり時間があれば、ファミレスなどでドリンクバーをつけるなどして、最初から奢ることを示唆しておくとよいでしょう。

たまにはゆっくり話をする機会を作ると信頼関係も増してきます。

 

会社で事務作業をしていて、昼が一緒になるときは除外とルール化しておいてもよいでしょう。

会社付近で2人の場合は、たまにのメンバーであれば臨機応変に判断したいところです。

複数人のときは奢らない

複数人でいるときには奢らないというルールもおすすめです。

当然人数が増える分、自分への負担も大きくなります。

 

部下もまた複数人でいるときには期待していないことでしょう。

そこで無理をする必要はありません。

 

飲み会の際は別ですが、ランチに限ってはセーブしておいても大丈夫です。

ただ、時間が空いてしまい、複数人で喫茶店に入るなどの場合は奢るようにします。

複数人でもトータルの費用が小さい場合は負担するとよいでしょう。

部下主催の飲み会には行かない

一番難しいのは部下の飲み会への参加です。

部下も多めに払ってくれることを期待しています。

 

そして、一番経済的に負担が大きいシチュエーションです。

奢れば負担が大きい、多めに払わなければ器が小さいと思われるということになります。

 

そこで、部下主催の飲み会には最初から参加しないというのも手段の一つです。

部下主催であれば上司がくることも元々望んでいない可能性もあります。

 

上司として主催するのであれば、最初からある程度負担するつもりで開催する。

部下主催であれば参加しないとルール化しておくと楽かもしれません。

部下に奢るとよい3つの理由 まとめ

部下に奢るとよい理由は大きく3点です。

  • 正しい上下関係ができる
  • 感謝される
  • 器が小さいと思われない

特に上下関係の形成は大きなポイントです。

リスペクトされている上司は、こういったところから人間関係を構築しています。

 

ぜひ、部下を抱える上司の方は奢るときのマイルールを作って、迷いを減らして部下との良い人間関係構築を目指しましょう。