新しい仕事・新しい職場・新しい人間関係。
新入社員1年目は右も左もわからず不安だらけですよね。
そこで、入社したばかりの新人が守るべき心得を5つご紹介します。
新人1年目はこれだけ守れば大丈夫。
超簡単に会社や上司からの信用を得ることができるはずです。
会社目線で見る新入社員
そもそも会社目線で新入社員はどう見ているのでしょうか?
新人は新人で心構えをしているわけですが、新人の心構えと会社の思いは異なります。
まずは1年目の新人に対して、会社が考えていることを確認してみましょう。
⇩新人につける教育係も大事です。
>>新人の教育係に向いている人と向いていない人。正しい教育係の選び方
できなくて当たり前
前提として入社1年目の新人には仕事を期待していません。
ゼロベースで考えていますから、新人は不安を感じる必要なんかありません。
できなくて当たり前なのです。
だから焦らないで大丈夫です。
同じミスは2回まで
最初は覚えることが多くて苦戦することもわかっています。
そのため、ミスすることも前提で会社は新人教育します。
レクチャー➡実行➡チェック➡修正
これの繰り返しで覚えていけば大丈夫です。
ただし同じミスは2回までにしてほしいと思っています。
3回目の同じミスはしないように注意しましょう。
正しい報連相はしてほしい
新入社員がミスすることも失敗することも会社はわかっています。
会社が新人に対して不安なのは悪癖がつかないかどうかです。
報連相のできない悪癖だけはつけたくないと会社は考えています。
クレームの多くは報連相が絡んでいます。
会社や上司は正しい報連相だけはしてほしいのです。
>>上司が求める正しい報連相と何度も注意される悪い報連相の違い
新入社員が守るべき5つの心得
会社側の思いを含めて、新入社員が守るべき心得は5つです。
これだけ守れば必ず成長しますし、会社や上司からも信用されます。
どれも簡単なことです。
詳しく確認していきましょう。
新入社員の心得①挨拶を守る
新入社員の心構えとして挨拶だけはしっかりしましょう。
挨拶は社歴が長くなるにつれて惰性になりがちです。
挨拶は明るく大きな声で、常に礼儀正しく実行することが大切です。
新入社員は誰よりも元気よく行う心構えをしておきましょう。
「おはようございます」
「お疲れさまでした」の挨拶は当然ですが、実は大事なのは返事です。
「はい」の態度で今後の働き方が決まります。
前向きな態度は返事に現れます。
前向きな態度の社員にしか重要な仕事はまわってきませんよ。
新入社員の心得②時間を守る
時間を守ることは新入社員だけでなく、社会人としての心得です。
新入社員1年目で遅刻なんてもってのほかですが、時間を守るということはそれだけではありません。
社内書類や指示された書類にしても期日が存在します。
期日を過ぎるということは時間が守れていないということです。
時間を守れない新人は信用を失います。
新入社員は時間を守ることを徹底しましょう。
新入社員の心得③指示を守る
新入社員は上司からの指示事項を、上司の目の前ですぐ実行する癖を付けましょう。
この行動が会社や上司の安心を生み信用に繋がります。
優秀な上司の指示事項は、自分が大事だと思っている仕事よりも優先すべきことを指示しています。
指示事項を後回しにしたり、忘れたりすることは論外です。
しかし、それよりも困るのは悪い癖がつくことです。
自分の間違った考えを優先するようになったり、目の前で行動しないことで経過が分からなくなります。
指示を守るということは、前向きな行動を見せることでもあります。
必ず目の前ですぐ行動する癖を付けましょう。
>>管理職目線で見る、信頼できる部下と信頼できない部下の違いとは?
新入社員の心得④環境を守る
新入社員のうちから働きやすい環境を作り、その環境を守ることが大切です。
新人のころから机の周りが書類だらけとはならないかもしれません。
しかし、少しでもその働く環境づくりを怠ると、環境は時間と共に悪化していきます。
机にゴミが置いてあっても平気になり、すぐに行動できない社員になります。
新人の心構えとして不要なものを周りに置かないようにして、整理整頓を徹底しましょう。
フォルダとファイル整理の基本!探したいファイルがすぐ見つかる方法
新入社員の心得⑤言葉を守る
新入社員として働きだすと、納得できないことやうまくいかないことは必ず出てきます。
そのとき、大事なことは会社への不満を言葉に出さないことです。
不満の言葉は不満な気持ちを増幅させます。
そして、不満な気持ちは前向きな行動を失わせます。
新人の心得として前向きな言葉を守りましょう。
新人だけの飲み会などには要注意です。
不満を述べてくる同期というのがいるかもしれません。
働き方の答えを知らない社員同士で不満を述べることに慣れると、前向きな言葉と気持ちを忘れてしまいがちです。
新入社員の心構えとして、言葉を守ることは忘れないようにしてくださいね。
新入社員の守るべき5つの心得 まとめ
新入社員の守るべき5つの心得を改めて整理しましょう。
これらを新人のうちに癖づけておくことで、会社からの信頼を得る人材になることができます。
会社は新入社員に対し、できなくて当たり前と期待していません。
大切なのは「前向きに実行し続ける力」です。
仕事の知識や経験はあとからいくらでもついてきます。
新人が守るべき心得を忘れずに経験を積んでいきましょう。