「会社PCのスペックが低い!」
「遅すぎて仕事にならない、イライラする!」
こんな悩みを抱えているサラリーマンの方も多いのではないでしょうか?
重くて遅いスペックの低いPCでは作業効率も大きく下がってしまいます。
そこで、低スペックの会社PCの原因と対策を考えてみましょう。
なぜ会社PCのスペックは低いのか
なぜ会社PCのスペックは低いのでしょうか?
原因を確認してみましょう。
会社がケチっている
会社PCのスペックが低いのは会社がケチっていることが原因であることが考えられますね。
PCのスペックもピンキリです。
エクセル・ワード・メールができればいい程度の営業職のPCに、動画編集が必要なスペックは必要ありません。
会社がPCスペックを決めるので、費用をかけない選択をしているのです。
ここでケチってしまうと、普通にエクセルやワードを扱うだけでも遅い低スペックのPCを選択されてしまうことがあるんですね。
PCの老朽化
会社のPCも当時ある程度のスペックがあったとしても、時間が経つほど古くなりスペックが低下します。
ノートPCであれば5年程度使えば、老朽化で不具合も増えてきますしね。
単純にPCの容量が多くなってきてもパソコンは重くなりますが、老朽化も大きな要因です。
バッテリーも弱くなってきますので充電も切れやすくなってきます。
電化製品ですから、老朽化によるスペックの低下は避けられません。
調子が悪くても我慢している
会社PCの調子が悪くても、社員が我慢して使っているケースも多いですね。
PCを起動させてから数分は動かないので、立ち上がるまでコーヒーを飲んで新聞を読むルーティンを持っている方もいるくらいです。
簡単にPCの買い替えがいかないことも社員はわかっています。
現在のPCの状態を細かく報告して、通るかわからない稟議書を提出。
会社からも「PCの使い方が悪いのではないか!」と指摘されることもありますので、社員が我慢してしまうケースも多いのが実情です。
低スペックな会社PCの特徴
低スペックな会社PCにはどんな特徴があるでしょうか?
スペックの低いパソコンの特徴を紹介します。
動きが遅い・固まる
会社PCのスペックが低いと動きが遅かったり、固まったりすることが多くなります。
重いPDFファイルを開こうとすると動かない、なんてこともあるあるですよね。
PCが重いとムダな時間が増えますし、イライラに繋がってしまいます。
PCの動きの重さはいろいろな要因がありますが、CPUやメモリなどスペックに由来する場合はどうしようもありません。
安物買いのケチなPCが支給されてしまうと長い間悩まされることになります。
互換性が悪い
低スペックなPCの場合、エクセルやワードの互換性が悪い場合があります。
ほかのPCで作った資料が壊れてしまったり、印刷範囲の設定がかみ合わなかったりするんですね。
エクセルやワードは営業職にとって必須ツールですので、互換性が悪いとムダな時間が発生してしまいます。
互換性はスペックというよりもメーカーの問題も大きいので、officeとの相性の悪いPCを選ばないようにしたいですね。
営業に必要なPCスキルについて詳しくは>>営業のパソコンスキルはどの程度必要?最低限身に付けておきたいことをご覧ください。
スペックを確認しよう
会社PCのスペックが悪いかどうかも、スペックの確認ができないとわかりません。
まずは支給されている会社PCのスペックを理解することが大切です。
メモリ8G以上、core-i5以上、HDD256以上、メーカ―。
この辺りはパソコンを使う上でどんな機能を使うにしても欲しいスペックですね。
営業職もオンライン会議が増えていますので、ある程度のスペックが必要です。
支給されている会社PCのスペックがどの程度かをまずは調べてみましょう。
メモリ4G以下、CPU(celeron・pentiumなど)HDD128以下、安いPC中心のメーカーのパソコンは注意です。
会社PCのスペックが低いときの対策
会社PCのスペックが低いときにはどうしたらよいでしょう?
対策を考えてみましょう。
重い原因を解決する
メモリの増設や不要なファイルを消すなどして、メモリの余裕を持たせることで多少はマシになります。
根本的な解決にはなりませんが、一定期間は使わないと会社も納得しませんので重い原因を止める工夫は必ずしましょう。
ディスクのクリーンアップや不要なアプリは削除するなど定期的にしておくことも大切です。
また、タスクマネージャーで重さの原因となっているアクションが何なのか調べてみてもいいですね。
バックグラウンドでアプリが起動している重さの原因になることがあります。
固まってしまったら再起動をかけるなど、最低限の対策はしながら使えるようになりましょう。
希望スペックを明確に申告
自身が支給されている会社PCのスペックを確認できなければ、よいか悪いかもわかりませんよね。
次に新しく会社PCを申請するときに、会社に任せてしまうとまた低スペックのPCをあてがわれる可能性があります。
そこで、稟議を上げるときに希望スペックを明確に申告するのがおすすめです。
通らない可能性は当然ありますが、申請を出さなければ絶対に通りません。
希望スペック例
オンライン会議を円滑に行うために下記のPC導入を希望します。
メモリ8G、Core-i5以上、HDD512G以上、メーカー○○、○○以外
ダメ元でも希望スペックを明確に申請しましょう。
私用パソコンでテレワークする
会社PCのスペックがあまりにも低い場合は、テレワークで私用パソコンを使うのも手段のひとつです。
ある程度のスペックのPCを保有していることや、テレワークができる環境が必要ですが、これらが整っている場合には有効ですね。
私用パソコンであれば、会社PCを持ち歩かなくても大丈夫ですし、PCの遅さにイライラすることもありません。
次の新しい会社パソコンを申請するまでの間、当面の対策として利用してもよいでしょう。
ただし、個人情報などの取り扱いが私用パソコンでは制限もありますし、会社でしかできな仕事もあります。
会社のパソコンのスペックが低いことでイライラしないために、色々な手段を使って解消していきたいところです。
コスパのよいおすすめスペック
コスパがよくて必要以上のスペックのノートPCを検索してみましょう。
遅いパソコンから脱出するには、相場感もつかんでおくことが大切です。
間違いのないPCスペックでフィルタをかけてみました。
Amazonである程度スペックを満たしたノートPCを検索してみましょう。
\ 上記条件で検索 /
私用パソコンのおすすめについては>>ブログ用PCのスペックはこれ!コスパ最高のノートPCの選び方がわかりやすいです。
会社PCのスペックが低いときの対策まとめ
会社PCのスペックが低いときには下記の対策で乗り切りましょう。
新しいPCを支給してもらえるまでの一定期間しのいで、早い段階で希望スペックを申請することです。
自分がパソコンのことを知らないからこそ、低いスペックのパソコンが支給される部分もありますので、まずは自身がPCについて詳しくなることも大切ではないでしょうか。