普通のサラリーマンでも不労所得を作りたいと考えている方は少なくありません。
ただ、不労所得といってインターネットで調べても、現実的には実現が難しいものばかりです。
そこで、普通のサラリーマンでも実現可能な不労所得どうすれば作れるのか確認してみましょう。
不労所得とは?
まずは不労所得は何なのか?
不労所得の意味とどんな種類があるのかを確認してみましょう。
不労所得とは
「不労所得」とは労働しないでも得られる所得という意味です。
お金は一般的に労働に対する対価として考えられています。
しかし、自分自身が労働をしなくても得られる収入も実際にはあるのです。
サラリーマンも芸能人も弁護士も医者も公務員も国会議員も、労働しなければお金はもらえません。
休んでしまうと収入はなくなってしまうのです。
しかし、何もしなくてもお金が入ってくる仕組みが不労所得です。
老後2,000万円が必要と言われる時代です。
不労所得を作ることを考えてみることが必要かもしれません。
金持ち父さん貧乏父さんの教え
ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」
マネーリテラシーを学ぶのに一番最初に読みたい本ですね。
資産と負債の違い。
所得と不労所得の違いを理解することができます。
不労所得をどれだけ作っていくかが、お金持ちになるためには必要であることを理解できるでしょう。
1年間働かないでも生活できる状態、労働しなくてもお金の心配がなくなる状態を作ることを目指したくなるはずです。
サラリーマンでも実現可能な不労所得5選!
普通のサラリーマンでも実現可能な不労所得はどうすれば作れるでしょうか?
いくつもある不労所得の中から厳選して、実現可能な不労所得を5つピックアップしました。
実現できるか・収入は期待できるか・リスクはどの程度かをそれぞれ評価してみます。
不動産経営(家賃収入)
不動産経営(家賃収入)は不労所得の代表格といえるでしょう。
一番目指すべき不労所得は不動産経営であるといえそうです。
実現度については、元手が必要になることがネックになります。
リスクを減らすためには借入は可能な限り最小限にしたいところです。
借入金額が増えれば増えるほどリスクは高まります。
収入面では中長期的に最も期待できるといえるでしょう。
管理会社に管理を一任すれば、手間も最小限で済みますので何もしないで収入を得ることができます。
リスクは空き室リスク・災害や老朽化リスクが挙げられます。
特に借り手がつかない物件を購入してしまうと直接的に損失が発生します。
立地や物件の状態確認の目利きが求められるので簡単ではありませんが、サラリーマンにとって不動産収益は夢があります。
ブログやYoutube
ブログやYoutubeは不労所得といえるかは微妙なところです。
実際に稼げるコンテンツを作るまでには、多くの時間と作業量が必要になります。
稼げるコンテンツも更新が減れば収益も落ちていきますが、一度作ったコンテンツは残るのは強みといえるでしょう。
実現度は稼げるコンテンツとなるまでに、9割程度の人がやめていくことを踏まえると難しいことが分かりますね。
ただ、実際に月100万円稼げるコンテンツ作ることは難しいとしても、月5万円稼げるコンテンツを作ることは継続次第で可能です。
収入面では、稼げる人と稼げない人で大きな差があります。
ただ、実際にサラリーマンでも稼いでいる人がいる以上夢がありますね。
リスク面でいえば、初期投資費用の少ないブログやYoutubeにはリスクはほとんどありません。
りすくといえばブログではサーバー代と時間投資、Youtubeは時間投資や顔バレといったところでしょうか。
本気で取り組めるのであれば、低リスクなのは大きな強みといえるでしょう。
>>YouTubeよりブログ?コロナ禍で副業初心者が始めるならどっち?
オリジナル商品の販売
自分独自のオリジナル商品を販売する。
書籍・マンガ・音楽といった自分のオリジナル商品を作り、販売するのも手段の一つです。
自動的に印税が入るような不労所得ができたらいいですよね。
実現度はなかなか低いかもしれません。
継続的に売れるような商品作りが、前提としてかなり難しいといえます。
販売できると購入してもらえるも違います。
人気が出るような広告センスも求められるので、実現へのハードルは高いですね。
収入の面では、長期的に売れるオリジナル商品が作れた場合には期待できます。
ただし、一時的に売れても長期的に売れる商品を作るのは難しいかもしれませんね。
リスク面では、作った商品が売れないとなると在庫をかかえる商品の場合は損失リスクもあります。
電子書籍やnoteなど気軽に始められる販売コンテンツも充実してきていますが、販売するスキルがないとなかなか売れません。
つみたて系の資産運用
お金に働かせる仕組みは色々なものがありますが、つみたて系の資産運用は低リスクで実現しやすい不労所得といえるでしょう。
つみたてNISA・iDeCo・インデックス投信・ロボアドなどは比較的低リスクであるといえます。
実現度は普通のサラリーマンでも最も可能性があるといえるでしょう。
銀行預金などの利息も、お金を働かせているという意味では不労所得となりますが、利率が低すぎます。
複利を活かした中長期的な運用をすれば、プラス収益を作れる可能性は高いといえそうです。
積立であれば毎月の運用額も調整できるので実現も難しくはありません。
収入面でいっても、何もせずにお金を増やせる可能性は高いといえます。
元手がいるので元手を作ることが課題となります。
リスクでいえば、元本割れが起こりうることがあげられます。
中長期的に運用すればかなりリスクは減らせますが、投資に絶対はありません。
また、商品選びもよく検討が必要になりますので、商品知識を身に付けることも課題となります。
株の配当や優待
株式投資はハイリスクハイリターンの資産運用であるといえますが、配当や優待を狙う運用であればリスクを低減させることができます。
配当や優待目当ての運用をする場合、購入代金よりも売却代金が安くなければ損失は発生しません。
持っているだけで配当や優待が期待できるのは不労所得といえます。
実現度でいえば、持っているだけでよいので普通のサラリーマンでも不労所得として運用可能です。
買値より高くなったときには売却益も期待できます。
しかし、元手の費用をつぎ込まないと、利益と言えるほどの配当を得ることはできません。
収入面でみると、株の配当が3.0%とすると100万円保有してやっと3万円です。
元手がとにかく必要になるので簡単ではありませんね。
株式投資は非常にリスクがあります。
買値より安くなって売却するときには、明確に損失が発生してしまいます。
倒産リスクも配当がなくなるリスクもあります。
銘柄選びの目利きがとても大事になります。
サラリーマンにも実現可能な不労所得5選! まとめ
普通のサラリーマンでも不労所得を目指していくことは、本当にお金に困らない生活を目指すのであれば大事な考え方です。
ただし、不労所得を得るために元手が必要になったり、時間を費やしたりしなければ得られないものが多いのも事実です。
普通のサラリーマンでも実現可能な不労所得となると、範囲はかなり絞られます。
- 不動産経営(家賃収入)
- ブログやYoutube
- オリジナル商品の販売
- つみたて系の資産運用
- 株の配当や優待
明確なビジョンを持って取り組まないとうまくいかないものばかりです。
自分に合う不労所得は何なのか?
どうすれば不労所得を作れるのかはよく考えて行動しましょう。
甘い話にはリスクや詐欺などもありえますので注意してくださいね。