イエスマンは会社に必要か?優秀な上司が求めるイエスマンとは?

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「イエスマン」とは、なんでも無条件に「はい」というようなちょっと悪い印象を持ちますよね。

でも、実際上司の視点で見ると、本当に自分の近くに欲しい人材はイエスマンであることに気がつきます。

 

実はイエスマンは会社に必要な人材なのです。

優秀な上司に最も重宝されるイエスマンについて考えていきましょう。

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イエスマンとは?

イエスマン」というアメリカ映画もあるので、この言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

ここでは映画の話ではなく、会社やビジネスの場における「イエスマン」の意味について考えていきます。

イエスマンの意味

イエスマンとは直訳すると「はいと言う人」です。

一般的には「上司や会社の指示に無条件で従う自分の考えのない人」というような悪い意味が先立ちます。

 

上司の指示に歯向かわずに「はい」と答えて行動する。

ここだけ捉えると上司に媚を売っている社員であるように感じられます。

「自分の考えを持って行動しろ」そのように思う人もいるでしょう。

 

ただ実際に優秀な上司が求めているのは「イエスマン」なのです。

 

難しい指示に対して前向きに「はい」と引き受けて、どうやったら達成できるかを考えながら即実行できる人。

 

そんな人材を優秀な上司は重宝し、自分の2番手として重要な役割を与えていくのです。

逆に自分の考えを持って、反論してくる部下や指示に従わない部下というのは本当に扱いにくいものです。

あくまでも優秀な上司であることが前提です。

正しい指示ができない会社や上司の問題ではないので注意してください。

 

優秀な上司が求めるイエスマンと悪いイエスマンについて仕分けて考えてみましょう。

優秀な上司が求めるイエスマンとは?

優秀な上司の指示は正しく的確です。

それはキャリアや経験によるもので、部下にはない経験から判断された指示であるからです。

この指示がどんなに難しい課題であっても、「できるか?」という問いにまず最初に「はい」と返事をする。

これが優秀な上司が求めるイエスマンです。

  

重要な手順は

・まず「はい」と引き受ける

・どうすれば指示事項を達成できるかを考える

・すぐに実行する

 

この手順を踏めるイエスマンは上司から重宝されます。

どうやったらそのできるのか?

これを考えられるイエスマンが上司に求められるイエスマンです。

悪いイエスマンとは?

悪いイエスマンとはどのようなタイプか考えてみましょう。

悪いイエスマン
  • 指示待ち人間
  • 上司に媚びる
  • 嫌そうに受ける
  • すぐに実行しない

このようなタイプが多いので、「イエスマン」という言葉は悪い印象の言葉として評価されます。

悪いイエスマンは優秀な上司から重宝されません。

何でもかんでも「はい」と言えばよいわけではないのです。

 

そして、このような悪いイエスマンは、いずれ優秀な上司の難しい課題には「はい」とは答えられなくなります。

つまり、悪いイエスマンはついには「はい」と言えなくなり、イエスマンでもなくなってしまうのです。

 

 

正しいイエスマンになるために

正しいイエスマンになるために需要なポイントを押さえておきましょう。

ポイントは大きく3つです。

正しいイエスマンになるコツ
  • 「できない」は言わない
  • まずは「はい」と引き受ける
  • スピード感を持って即行動する

解説していきます。

「できない」「無理」は言わない

優秀な上司の指示に対して、「できない」「無理」と言わないようにしましょう。

最初にこのように返事をする部下には、今後上司からの重要な仕事の依頼は来なくなります。

 

これはつまり出世の道が閉ざされていくということです。

自己評価と他者評価は違い、評価をするのは上司です。

どうやったらできるかを考えない部下のことは信用しなくなってしまうのです。

 

>>管理職目線で見る、信頼できる部下と信頼できない部下の違いとは?

 

まずは「はい」と引き受ける

正しいイエスマンはできるかできないかを考える前に、まず「はい」と難しい依頼を受けます。

この反応に優秀な上司からの信頼度はグンと増すはずです。

 

どうやってやるかは引き受けてから考える。

これぐらいの勢いを優秀な上司は期待しています。

 

悩む素振りや嫌がるそぶりをせずに前向きに引き受ける。

このスタートダッシュが優秀な上司から信頼を得るコツです。

スピード感を持って即行動する

「はい」と引き受けたからには即行動し、結果を出さなければなりません。

後回しにしてはいけません。

 

これが難しい仕事であればあるほど、達成したときに評価されます。

チャンスととらえて取り組みましょう。

 

引き受けたのに上司から催促されるようではマイナスです。

難しい課題であればあるほど、スピード感を持って即行動し期待に応えるのです。

 

>>せっかちで仕事が早い人(指示する立場に多い)との上手な接し方!

 

優秀な上司が求めるイエスマンとは?まとめ

優秀な上司の下では、「イエスマン」は重宝されます。

どんなに難しい仕事であっても、「はい」と引き受ける➡どうやったら指示事項を達成できるか考える➡すぐ実行する。

 

この手順を踏める人材を会社も優秀な上司も求めています。

「イエスマン」は悪い意味だけではありません。

本当に会社から求められる人材とは何かを一度考えみるのもよいでしょう。