部下になめられる上司にはなりたくないですね。
なめてくる部下が悪いのかなめられる上司が悪いのか?
理由は両方にあるのですが、なめれられる上司には共通点があります。
部下になめられる上司にはどんな特徴があるのでしょうか?
部下になめられないようにするにはどうしたらよいのか、対策を考えてみましょう!
部下になめられる上司の特徴
部下になめられる上司はどのような特徴があるのでしょうか?
まずは部下になめられる上司の特徴を確認してみましょう。
仕事の結果が出ていない
上司は部下よりもたくさん給料をもらっているのですから、その分目に見える結果を見せて欲しいですよね。
- 1日中リモートワークで何をやっているかわからない
- 1日中パソコンに向かっているが何をやっているかわからない
何をやっているかが見えてこない上司はなめれらます。
出している成果と上司の見られ方は大きな関係があるのです。
部下よりも知識が乏しい
業務内容について上司に質問したり、判断を仰いだりしたときによくわかっていないと感じると信頼感がなくなります。
部下よりも知識量が乏しく、詳しくない上司だとなめられてしまいます。
これまでの経験や知識が優れているから上司としているはずなのに、その知識が部下よりも劣っているのでは部下もついていけません。
業務に関する専門知識の有無も、部下から見る上司の評価指標となってきます。
部下の評価者としての力が弱い
部下としてはなめた態度を示すことで、自分の評価が下がり給料が上がらないことが一番困ります。
人が人を評価するので、自分の評価者である上司の評価は大事です。
ただ、自分の評価者としての力が弱い上司であれば話は別です。
先輩で立場的には上司であっても、自分の評価者ではないのであれば態度に現れます。
リスペクトできない上司
リスペクト(尊敬)できる点が見当たらない上司になめた態度を部下も取り始めます。
何か一つでも「ここはすごい!」と思わせることができている上司は、尊敬の念がありますのでなめられません。
なよなよしていても、ものすごい技術力や知識量がある上司には部下も一目置いているのです。
部下になめられないための対策5選
部下になめられないようにするにはどのようにしたらよいでしょうか。
5つの対策を紹介しますので参考にしてみて下さい。
①目に見える結果を見せる
部下に明確な結果を見せることで、部下は上司に一目置くようになります。
- なかなか攻略できなかった市場を開拓する
- ビッグプロジェクトを受注する
- 会社全体の売り上げを向上させる
- 社内間の難しい調整を成功させる
上司が上司としての役割をしっかり果たしていると、部下は上司に対してなめた態度は取りません。
②理念を掲げ行動する
リーダーとして重要なのは理念を掲げて行動することです。
どんなチームにするのか、自分がどうあるのかを示して行動することで部下もついてきます。
指示することがコロコロ変わったり、一貫性がない上司には部下もついていけません。
理念に従って頑張る上司を見ていれば、なめた態度は取れなくなります。
③専門性を高めた指示をする
市場理解のないとんちんかんな指示を受けた部下は、納得いかずに指示を聞かなくなります。
知識と経験からきていない指示を受けても、「あなたより俺のほうが詳しいから」と思ってしまうのです。
正しい市場理解や専門性のない指示は逆効果です。
野球選手でも監督はすべてについて詳しいわけではありません。
専門的なコーチの意見を取りまとめて指示をしているわけです。
自ら専門性を高めるか、専門性の高い部下の意見を取り入れながら、適切な指示を出すことが必要です。
④最終的な責任を取る
最終的な責任は上司が取りましょう。
チームの結果が出なければ、それは部下の責任ではなく上司の責任です。
「部下はよくやった。責任は上司である自分にすべてある」
その気持ちを示して行動していると部下はついてきます。
責任を取ってくれる上司のことをなめる部下はいません。
⑤部下のなめた態度には厳格に対処する
どんな上司であっても、なめた態度を取ってくる上司もいます。
それは上司ではなく部下側の問題です。
部下が上司に対してなめた態度を取ってくるようであれば、ときに厳格に対処することも重要です。
チームビルディングにおいて、指揮系統が崩れている組織はうまく機能しません。
注意した上でも改善されない場合は、チームから外したり評価に反映させたりすることで、指揮系統が機能することを優先させましょう。
部下になめられないための対策5選まとめ
部下になめられないための対策を改めて整理しましょう。
野球の監督やコーチに例えて考えてみるとわかりやすいですね。
上司と部下の関係は会社においても同じです。
部下になめられている上司を反面教師にして、なめられない上司となっていきましょう!