大人になると読書する人が極端に減りますよね。
サラリーマンは読書したほうがよいといわれても、どんなジャンルの本を読んだらよいか普段読まない人はなかなかわからないものです。
私自身はジャンルを決めない乱読で、週に1冊程度の読書を15年間続けてきています。
2週に1回図書館に行き私が読む本を2~3冊、子どもに読む本を10冊程度借りてくるのが習慣になっています。
それに加えて、立ち読みで面白そうな本は購入して読んでいます。
実際に本で得た知識や考え方は、営業としての成績アップや管理職としてのマネジメントに活きています。
そこで、たくさんの本を読んできた私がおすすめの読書ジャンルを7選をご紹介します。
実際に私が読んできて、タメになったり、面白かった厳選の本も紹介しますね。
サラリーマンにおすすめの読書ジャンル7選!
サラリーマンにおすすめの読書ジャンル7選をご紹介します。
乱読派で本当にいろんなジャンルの本を読んできました。
読書はこれと絞らずに、いろんなジャンルの本を読んでみると面白いと思います。
おすすめの本も絞り込みが難しいくらいですが、それぞれのジャンルの解説と2冊面白かった本を紹介しますね。
完全に主観的に選んでます。
読書ジャンル①ビジネス(マーケティング・セールス)
ビジネス本と一般的に呼ばれる本のジャンルです。
マーケティングや営業に関する本は、営業マンが仕事とも直結していて読みやすいです。
営業のノウハウ・セールスマーケティング、この辺が学べる本は仕事と直結します。
ただ、営業本って再現性が低かったり、難しい言葉を並べている本も多いんですね。
どれ読んだらいいかわからないと思うでしょうから、本屋さんでさらっと読んで分かりやすい本を読むといいですよ。
ビジネス書の詳しい選び方は>>ビジネス書の選び方6選|買って後悔しないためのコツと注意点とは?をご覧ください。
雑談の一流、二流、三流
オリラジ中田さんのYoutubeで面白そうだと思い、買って読んだ本です。
ここ最近読んだ本の中では久しぶりに目から鱗の本でした。
再現性が高く、読みやすい、分かりやすいです。
読み解いて実践すれば、話を振ったけど、そのあと・・・(沈黙)みたいな気まずい状況から抜け出せると思います。
普段の会話だけでなく、営業トークにもしっかり活かせる内容でした。
相手が思わず本音をしゃべり出す「3つの質問」
ちょっと古い本なのですが、私が営業プレイヤー全盛の頃、支店長(現在常務)からいただいた本です。
メモや折り目など気になった部分が書き込まれており、他者視点を交えながら読みました。
潜在ニーズを引き出すための質問具体例が書かれており、参考になった本です。
難しいことが書いていなくて、再現性が高い本だと思います。
質問は過去→現在→未来には意識的に今も行っています。
読書ジャンル②ビジネス(マネジメント・人材管理)
サラリーマンの中でも管理職やマネージャーが読むべき本のジャンルですね。
営業プレイヤーから、営業課長になったときにプレイヤーとしての考えを変えられずに、誰よりも数字を上げようと行動し管理ができませんでした。
このときから、マネジメントや人材管理に関する本は読み漁っています。
プレイヤーとマネージャーでは考え方がまったく異なります。
ここで、考え方を変えられないとうまくチームを機能させることができないので、管理する立場になる人はマネジメントに関する本を読むことをおすすめします。
ここでおすすめしたい本はたくさんありすぎるのですが、とりあえず3冊ご紹介します。
部下には「あいさつ」だけ教えなさい
これも私の会社の常務からいただいた本です。
タイトルは「あいさつ」だけと極論ですが、中身はマネジメントに関する深い考え方が書かれています。
優秀な上司のもとでは、指示に対して自分の考えを優先せず、すぐに実行する部下を育成することが大事です。
それはなぜか?どうすればすぐ実行する部下に育成できるのかが書かれています。
実際に指示する立場になったときに、指示に従わない部下が一番困りますので参考にしています。
トヨタの片づけ
定時帰りを始めて、ムダをどう削減するかを突き詰めて考えていくときにとても参考になりました。
どこに何があるか常に分かるようにしておく。
ムダを減らすことによって生産性が高まり、パフォーマンスが上がる。
これはもともと思っていたことですが、さらにこの考えが深まった一冊です。
最強組織マネジメント なぜあの営業課長は売上右肩上がりなのに定時で帰れるのか
当ブログ管理者の著書です。
宣伝みたいになってますが、定時上がりを継続することでわかったことをまとめました。
- ・ムダを徹底的に削減する
- ・部下に役割を与えて動かす
定時帰りはもっとチーム力を高めるプラスの要素を含んでいます。
実践すれば、結果と定時帰りは両立できるはずです。
読書ジャンル③投資・金融
投資・金融のジャンルは知らない・怪しいと敬遠しがちですね。
知らないから、難しそうだからと敬遠している人が本当に損をしています。
銀行やタンス貯金しておけばいい、増えなくても貯まっていけばいいという考えはちょっと怖いですね。
営業マンとしてだけではなく、お金に対する考えは持っておいた方が良いと思います。
金持ち父さん貧乏父さん
お金に関する書籍のバイブル的な本ですね。
読んでいない人は最初に読んだ方がよいと思います。
いい大学に行って、いい会社に勤めることが幸せになる生き方である本当の父の教え。
しかし、金持ち父さんは真逆のことを教えてくれます。
この考えでは一生お金持ちになれないと。
需要と供給・資産と負債。
読んだらお金に関する考え方が変わると思います。
ストーリー仕立てで読みやすいですよ。
お金の大学
いわずと知れた人気Youtuberの両学長の書籍「お金の大学」です。
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う一生お金に困らない「5つの力」の基本が理解できます。
お金に疎い方には是非読んでいただきたい1冊ですね。
保険・固定費・副業・投資・使い方、この1冊でお金に関する基礎すべてがわかります。
ものすごく読みやすいので、お金に関する不安がある人や投資初心者などが読むのに適していますよ。
インベスターZ
漫画を入れるべきか悩みましたが、お金の基礎を分かりやすく理解するためにすごく面白かったのでご紹介します。
落ちこぼれ高校生が東大を目指す漫画「ドラゴン桜」の作者三田紀房さんの、投資に関する漫画です。
最優秀成績の高校生が投資部に入部して・・・
株式投資・FX・不動産投資をなどについて、分かりやすく面白く読めると思います。
読書ジャンル④自己啓発・生き方
自己啓発系のジャンルはいつ読んでも勇気づけられる本。
自分の気持ちを高められるような自己啓発系の本もたくさん読んできました。
自分の考えに合わない本もあると思いますから、たくさん読んで良いとこ取りしていくのがおすすめです。
革命のファンファーレ
キングコング西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」
マーケティングやセールスに関するジャンルともいえるかもしれません。
勇気が必要な場面や決断に迷うときに、この本を読むと勇気づけられます。
必要なのは情報であり、自分で決断すること。
一歩踏み出したい人におすすめです。
嫌われる勇気
「嫌われる勇気」言わずと知れたベストセラーですね。
タイトルだけ見るとどんな本か分かりにくいですが、アドラーの心理学を青年と哲人の対話という物語形式を用いてまとめた一冊です。
原因論(過去があるから今がある)ではなく、目的論(現在のために目的を作っている)に立った考えを紹介しています。
青年と哲人との対話形式のため読みやすく、人はいつからでも変われる・幸せに生きるための考え方を考えさせてくれます。
対人関係や劣等感に対する悩みが解決しますよ。
読書ジャンル⑤ライティング
ライティングに関する知識は持っておいたほうがよいですね。
メールや企画書などビジネスマンにも、ライティングスキルは重要です。
私は営業ブログを運営しているので、ブログでのライティングのために読んでいましたが、ビジネス面においても参考になるはずです。
人を操る禁断の文章術
文章には相手に想像させる力があるんですね。
会話ではなく文章だからこその魅力や表現を分かりやすく解説してくれます。
目から鱗なのは、人を動かす7つの引き金について。
この部分については何度も繰り返し読んでいます。
理解できるまで何回も読みましたし、使える具体的テクニックが参考になります。
沈黙のWebライティング
ブロガーの多くが読んできた本かもしれませんね。
ホームページやブログを作る上での基礎のすべてがまとめられています。
特にブログ初心者は読むといいですね。
SEO(検索上位に表示させる方法)については、ブログを書く人には必須の知識です。
ストーリー仕立てでLINEによる対話のようになっているので、読書が苦手な人でも読みやすはずです。
読書ジャンル⑥起業・副業
サラリーマンである限り金持ちになることは難しいですよね。(金持ち父さん貧乏父さんより)
そこで、考えるべきは働きながら起業や副業をすることです。
このように考えると、起業や副業に関する書籍も面白いですよ。
週末起業
家族がいながら起業する。
副業ではなく起業するということはなかなか難しいことです。
それでも、週末に時間を投入すればサラリーマンでも起業できることを証明しています。
環境によって、週末に時間を全投入することは難しいですが、考え方や時間の使い方は転用できると思いました。
時間の作り方は参考にさせてもらってます。
いますぐ妻を社長にしなさい
「いますぐ妻を社長にしなさい」ってすごいタイトルですよね。
奥さんを社長にして起業・法人化することで、税制優遇や副業禁止の会社をすり抜けられるメリットがあります。
サラリーマンでありながら、個人事業主として起業するよりも確かにずっとよさそうなんですね。
不動産投資についての知見も広がり、今後やってみたいと思いました。
読書ジャンル⑦小説(ビジネス系)
ビジネス系の小説は何かタメになるというわけではありません。
でも、単純に自分のいるビジネスの世界が舞台になっているので面白いですよね。
ビジネス系小説はエンターテインメントです。
そんなビジネス系小説も共感できるのでサラリーマンにはおすすめですよ。
ハゲタカシリーズ
ドラマ化もされている「ハゲタカ」シリーズ。
企業買収を舞台にしたビックビジネスに、サラリーマンは胸熱間違いなしです。
登場してくるキャラクターがことごとく天才で、裏の掻き合いがスリリングです。
一度読みだしたら一気読みは間違いありません。
1日で1冊読んでしまうくらいハマるはずです。
作者の真山仁さんの小説はどれも好きでいつも一気読みです。
俺たちバブル入行組
ドラマ「半沢直樹」の原作本です。
元銀行員である作者、池井戸潤さんだけに銀行の舞台裏がリアルなんですね。
ドラマと照らしながら読むと面白いだけでなく、小説として間違いなく面白いです。
シリーズになっているので、ドラマ「半沢直樹2」は小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作となっています。
半沢シリーズはすべて読みましたが、池井戸作品はどれも面白いですね。
サラリーマンにおすすめの読書ジャンル7選!まとめ
どれか読みたいジャンルは見つかりましたでしょうか?
- ビジネス(マーケティング・セールス)
- ビジネス(マネジメント・人材管理)
- 投資・金融
- 自己啓発
- ライティング
- 起業・副業
- 小説(ビジネス系)
サラリーマンに身近なジャンルを7つご紹介しました。
本で得られる知識は、最も手軽に仕事で活かすことができます。
また、幅広いジャンルを読むことで視野が広がります。
セールスやマーケティングの本ばかり読んでいても、狭い知識しか得られません。
いろんなジャンルの本を読んで、広くインプットしていきましょう。