地方営業・田舎営業のメリットとデメリット。都心部にはない宝の山があるかも

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地方や田舎に営業活動をしにいくことには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

場合によっては地方や田舎には宝の山が隠れている可能性があります。

都心部から移動時間をかける価値があるのか。

地方営業・田舎営業を成功させる方法を解説します。

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地方営業・田舎営業のメリット

地方営業・田舎営業とは都心部ではなく、都心部から離れたエリアに営業しに行くことです。

地方や田舎には大きな仕事が隠れていて、宝の山が見つかるかもしれません。

まずは地方営業・田舎営業のメリットについて解説していきます。

都心部の競合が少ない

地方や田舎に行くのには移動時間がかかります。

ですから、わざわざ都心部から移動時間をかけて、営業する競合は減ってきます。

 

需要の大きい都心部は当然競合も多く、仕事を受注することは難しくなりますが、競合が少ない分受注確率が高まるのです。

都心部からの業者が営業に来ていないエリアを狙うと、競合が少ないので狙い目です。

相場が高い

地方や田舎は競合が来ないまたは地元業者を利用しているので、相場が高くなりがちです

価格競争は競合して比較することで下がっていくのですが、比較材料がなければ金額は下がりません。

 

都心部からの移動費や出張費をかさ増ししても、都心部の単価のほうが安いエリアはまだまだ多いのです。

 

高単価で仕事ができる可能性が地方営業や田舎営業の魅力の1つです。

都心部エリアの倍の単価でもなお安いということがありえますので、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

顧客の人柄がよい

大きな会社の決裁者は忙しい人が多いので、営業していて消耗することもあるでしょう。

せっかちで仕事の早い人と仕事をすると、営業する側も気を使って大変です。

>>せっかちで仕事が早い人(指示する立場に多い)との上手な接し方!

 

ときには横柄な顧客への対応に苦慮することもあるでしょう。

それに比べると、地方や田舎の人柄が穏やかであると感じることも多いはずです。

 

時間の流れがゆったりな分人柄にも表れてきます。

人柄のいい人への接客は営業マンとしても気持ちのよいものですよ。

地方営業・田舎営業のデメリット

地方営業・田舎営業には大きなメリットがあることがわかりました。

しかし、デメリットも存在します。

どんなデメリットがあるのか確認してみましょう。

そもそも需要が少ない

地方や田舎に営業に行ったところで、そもそもの需要がない可能性があります。

人の流れがある場所のほうが大きな仕事や需要があるのは事実です。

 

例えば、地方や田舎で地主にアパート経営の営業しても、そもそもそのエリアでは借り手がつかなそうであれば、営業は成立しませんよね。

 

そのエリアに市場性があるか作るか、もともとの市場が小さいのは間違いありません。

地方や田舎営業はエリアによって、その需要が変わりますので情報収集と見極めが必要になります。

都心の業者を不審がる

地方営業や田舎営業を行うとわかると思いますが、都心からの営業マンは不審がられるかもしれません。

人柄のよい人が多い反面、都心からの営業には警戒心を持たれることがあります。

 

「わざわざ都心部からよくきたね」ではなく、「わざわざ都心から何を売りに来た?」

この警戒心を解かないと、市場があっても営業は成立しません。

 

都心部業者だからこそ持つノウハウや知識も提供して、信頼を勝ち得ていくことも大切です。

移動に時間がかかる

地方営業や田舎営業のデメリットは、移動に時間がかかることです。

片道2時間かかれば往復で4時間です。

 

気軽に打ち合わせには行けません。

特に新規開拓営業の場合は、いきなりZoomなどでの打ち合わせをするのも難しいので直接訪問の必要があるでしょう。

 

市場があって移動時間をかける価値があるのか、見極めて地方・田舎営業はする必要があるのです。

地方営業・田舎営業を成功させる方法

地方営業・田舎営業を成功させるためにはどのようにしたらよいでしょう?

成功させるための方法を考えてみましょう。

事前の情報収集

地方営業や田舎営業を行う際には事前の情報収集が大切です。

まったくの市場がないエリアに営業したところで無駄足になります。

 

その地方の特性、営業先、競合など、市場があるかどうかを探ってから営業することが大切です。

法人営業では電話営業をして確認することも有効です。

 

電話営業であれば訪問する時間は必要ありません。

仕事や需要があると確認出来てから、直接そのエリアに足を運ぶようにしましょう。

1日かけて営業しまくる

どうせ時間をかけて遠方まで足を運ぶのであれば、1日かけてそのエリアを回るつもりで行動しましょう。

 

たった1つのアポのために、往復4時間の移動時間をかけるようでは時間の使い方がうまくありません。

頻繁に遠方には行けない分、アポイントはなるべくとった上で、飛び込み営業なども織り交ぜて数多く営業することが大切です。

 

車移動であれば、地方エリアは渋滞も少なく訪問件数も増やせます。

地方営業や田舎営業を行う営業マンは、エリア効率を考えて行動するようにしましょう。

都心部業者の強みを提示

地場業者にはない都心部業者だからこその強みを活かして営業しましょう。

都心部業者は地場業者よりも、会社の規模も大きくノウハウや経験も多いはずです。

 

そこで与えられる安心感が仕事を生み出す可能性があります。

また、提示できる価格も移動や出張費を加味しても、都心部業者のほうが安いことも多いでしょう。

 

競合の少ない地場業者の相場は高くなりがちです。

都心部営業よりも高単価で仕事を得るチャンスです。

それでも地場業者より安いのであれば、お互いWin-Winですね。

地方営業・田舎営業のメリット・デメリット まとめ

地方営業・田舎営業には都心部にはない宝の山が眠っているかもしれません。

地方営業・田舎営業だからこそのメリット

  • 都心部の競合が少ない
  • 相場が高い
  • 顧客の人柄がよい

地方営業・田舎営業のデメリット

  • そもそもの需要が少ない
  • 都心の業者を不審がる
  • 移動に時間がかかる

これらのメリット・デメリットを整理して、メリットが勝つエリアを探せると宝の山を見つけられるかもしれません。

それには事前の情報収集が重要になります。

 

隠れた市場を見つけるのも営業の醍醐味です。

地方営業や田舎営業でエリア拡大を目指していきましょう。