建設業が終わっているといわれる9つの理由とは?【ゼネコン】

建設業界

「建設業終わっている」そんな言葉がちらほら聞こえてきます。

実際に建設業界で働いている目線で見てみても、かなり厳しい業界であることがわかります。

入れ替わりが激しく退職者や転職者、精神的に参ってしまっている方も少なくありません。

そこで、「建設業界が終わっている」といわれる理由を9つピックアップしました。

建設業で働くことに悩んでいる方は確認してみましょう。

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建設業が終わっているといわれる9つの理由

建設業といっても幅が広い業界です。

「建設業終わっている」といってもゼネコンやサブコン・デベロッパーやハウスメーカーなど多岐に渡ります。

建設業全体が厳しい業界であることは間違いありません。

建設業で働いている人たちが感じている「終わっている」理由について考えてみましょう。

①常に深刻な人材不足

建設業は常に深刻な人材不足が問題となっています。

大手ゼネコンやデベロッパーなどは給与体系も改善されてきており、採用の門戸を広げていますが、依然として人材不足です。

国としても建設業に従事する人が転職しやすいよう、建設キャリアアップシステム(CCUS)を稼働させるなどしていますが、効果は出ていません。

人材が少ないから仕事量も多いという悪循環から抜け出せなくなっているのが建設業です。

②休日出勤

ひと昔前よりは改善されてきましたが、建設業界は休日出勤当たり前の業界です。

月曜日から土曜日までの施工が標準の業界ですので、土曜日は基本出勤と考えておいた方がよいでしょう。

官庁工事については週休2日モデル工事が稼働していますが、工期との兼ね合いで間に合わず、結局休日出勤している実態もあります。

また、個人を相手にするハウスメーカーなどであれば、土日祝こそが稼ぎどきで平日休みを取るわけですが、希望通り休めていない人が多いのが実態です。

③長時間労働当たり前

建設業は人材不足と厳しい工期が相まって、長時間労働も常態化しています。

朝は8時から朝礼を行うことが多いので、7時半前後には出勤が当たり前です。

18時までに片づけを終わらせて、18時から書類の整理です。

施工管理や実際の施工に関わる人は、長時間労働に苦しめられている方も少なくありません。

④3K(きつい・汚い・危険)

建設業は3Kであると昔からいわれていますね。

3Kは「きつい・汚い・危険」です。きついは長時間労働や労働環境からきています。

夏の暑い日も冬の寒い日も作業は続きます。汚いは工事現場に関われば仕方ありません、

土木工事は土が関わりますし、建設工事も塗料や資材でも汚れます。

建設業は危険とも隣り合わせです。建設業では毎年何人ものの人がケガをしたり、亡くなったりしています。

3Kのイメージから少しずつ脱却はしていますが、実情をいえば3Kではないとはいえません。

⑤大変な人間関係

建設業は古い業界です。上下関係には厳しく、荒っぽい人も少なくありません。

厳しい所長のもとで働く場合は大変です。大声で怒鳴られる現場も数多く見てきています。

そんな人間関係の中で働いていたら、精神的に病んでしまう人もいますし、嫌気がさしてやめてしまう人もいます。

これまで優しかった人が社風に飲まれて、横柄になってしまう例もあります。

工事が始まると、工事が終わるまでの数か月~数年は変わらない環境というのも弊害となっているかもしれません。

⑥指示を聞かない下請け業者

工事を施工する中で大変なのは下請け業者の管理です。

工事は自分たちの力だけでなく、多くの場合専門業者を複数社使って施工します。

元請け業者は下請け業者に指示を出しながら、安全に施工をすることが求められます。

事故が起こったときに責任を追及されるのは元請業者なのです。

しかし、下請け業者はなかなか指示通りには進めてくれません。

ルールを守らない職人もいますし、頑固でひねくれた職人もいます。

指示を聞かない下請け業者に辟易してしまう方も多い業界です。

この関係が簡単には改善されない建設業は終わっているといわれても仕方ありません。

⑦転勤や遠方勤務

規模の大きな会社となると転勤や遠方勤務も当たり前のように行われます。

全国展開している会社では広い範囲で施工を行いますので、一度遠方勤務や転勤するとなかなか簡単には戻れません。

マイホームを建てた途端に、転勤を命じられるケースも少なくないのです。

建設業は自分で働く場所を選べないことが不満となっているケースも少なくありません。

⑧給料がよい人は一部

建設業は給料がよさそうに見えますが、本当に満足するような給料をもらっている人は一部です。

現場で働く職人やゼネコンで働く下っ端社員は、大変な仕事のわりに給料は思ったほどもらえません。

誰にでもできる仕事は大変だとしても、給料にはあまり反映されないんですね。

有資格者や特殊な技能を持っていなければ給料があがらない。

労働時間や大変さに給料が比例しない建設業は終わっているといえるかもしれません。

⑨小さくなっていく市場

建設業は人口が減っていくことが確定している日本において、市場が小さくなっていくことは間違いありません。

都心部に人口は一極集中していき、地方部の建設業は徐々に衰退していく可能性があります。

公共工事に依存している会社や、人口に左右される会社はここから厳しい戦いとなっていくかもしれません。

小さくなっていくことが予測できる建設業は衰退していく業界であるといえそうです。

建設業が終わっているといわれる9つの理由まとめ

「建設業終わっている」といわれる理由を改めて整理してみましょう。

建設業が終わっているといわれる9つの理由
  • ①常に深刻な人不足
  • ②休日出勤
  • ③長時間労働
  • ④④3K(きつい・汚い・危険)
  • ⑤大変な人間関係
  • ⑥指示を聞かない下請け業者
  • ⑦転勤や遠方勤務
  • ⑧給料がよい人は一部
  • ⑨小さくなっていく市場

このように、建設業の現在も未来も厳しい実態があるのは間違いありません。

建設業にももちろんよい一面もありますが、自分の適性と照らし合わせて、適職が何なのか考えてみるのもよいかもしれませんね。