定時上がりを毎日していると「変わり者という目で見られそう」「仕事を干されそう」という懸念を抱いている人もいるかもしれません。
しかし、定時上がりを毎日していても会社から評価され、給料が上がっていく人がいます。
干される人と干されない人の違いはどこにあるのでしょうか?
定時上がりを9か月毎日続けながら、会社から評価され給料が上がっている私が解説します。
⇩定時上がり8か月までの経過
>>管理職が定時退社を8か月継続!部下の変化と次に打つ一手とは?
定時上がりを毎日していると干される?
定時上がりを毎日すると悪い印象を持たれる可能性は否定できません。
しかし、それは定時上がりをする側にも問題がある可能性があります。
残業している人や上司から悪い印象を持たれるのは、どんな人なのか確認してみましょう。
無責任はダメ
自分の仕事が残っているのにも関わらず、時間で動く人は会社から評価されません。
やるべき仕事・自分の仕事をこなしていないのに「時間だから」と帰っていくと、周りからは非難される可能性があります。
仕事を残すことにより誰かに迷惑がかかる場合などは最悪です。
誰かに迷惑をかけてまで定時上がりに固執すると、周りからの信頼を失っていくことに繋がります。
無責任な行動を続け、周りからの信頼がなくなると干されてしまう可能性がありますよ。
結果が出ないとダメ
結果が出ていないのに定時上がりを毎日していれば、上司からするといい気はしないでしょう。
「残業してでも結果を出せ」とはいえないかもしれませんが、評価で還元されることになります。
当然結果が出ていないのであれば評価はあがりません。
評価が上がらなければ給料もあがりません。
結果が悪いのに時間にこだわって仕事をしていると、重要な仕事はまわってこなくなり、仕事を干されてしまうとがあります。
会社との信頼関係がないとダメ
定時上がりに固執して、会社や上司からの指示事項に嫌な顔をしていると悪い印象を持たれる可能性があります。
ときには遅い時間から期日の短い仕事を投げられることもあるでしょう。
ここの立ち回りで信頼関係を失うと干されていく可能性があります。
会社や上司との信頼関係が構築できるまでは翌朝処理したり、ときに残業することも必要です。
会社や上司との信頼関係を構築なく、定時上がりを続けていると干されてしまうかもしれませんよ
毎日定時上がりでも会社に評価される5つのコツ
定時上がりを毎日していても、会社からきちんと評価され給料が上がっていく人がいます。
私自身が9か月間毎日定時上がりをしていますが、給料アップし正当な評価も受けています。
実践していることは5つです。
定時上がりを毎日しながらも、会社から評価され給料が上がるコツを考えてみましょう。
結果を出す
絶対的に大事なのは結果を出すことです。
定時上がりしようがしまいが会社から評価されるためには、結果を出すことが最優先です。
営業マンであれば予算やノルマの達成がこれに当たります。
結果を出していれば早く帰ろうが何をしようが会社からは評価されます。
会社への提供価値が自分の評価です。
定時で上がるからこそ、人一倍結果にこだわって必ずよい成果を出すことです。
時間との対価ではないことを理解し、結果にこだわることから始めましょう。
責任感を持つ
必ず自分の仕事に対して責任を持ちましょう。
期日の決められた仕事は期日を守り、周りに迷惑をかけないようにします。
責任感を持つことは当たり前のことですが、意外とできない人がいます。
定時上がりをしても、時間外の会社や顧客からの連絡には真摯に対応しなければなりません。
逆に定時に帰るからこそ自分の行動について責任を強く持ちましょう。
時間の使い方を工夫する
定時上がりをしながら結果を出すには、単純に時間の使い方を工夫しなければ達成できません。
早朝時間の使い方や移動時間の使い方含め、効率的に行動することが求められるのです。
決まった時間内で最大のパフォーマンスを発揮するには、段取り力と先回りする力が不可欠となります。
今日中の仕事を終わらせることは当然ですし、翌日の準備もしなければなりません。
優先順位を決めて、頼める仕事は事務に頼むなど時間の使い方がよくないとなかなか定時では帰れませんよ。
上司から信頼されている
定時で毎日帰っていても、誰よりも結果も出すし責任感がある。
報連相の質もよく、生活態度も勤勉である。
会社の指示事項を迅速に遂行し、前向きに方針に従う
日々の積み重ねが会社や上司からの信頼に繋がります。
信頼できる部下とはどんな部下なのかを上司の立場で考えてみて、信頼できる部下として行動しましょう。
>>管理職目線で見る、信頼できる部下と信頼できない部下の違いとは?
上司から信頼されていないと定時上がりを続けることは難しくなりますし、給料は上がりませんよ。
定時上がりキャラを作る
定時に帰りたければ、定時上がりキャラを定着させましょう。
会社に宣言しておくと非常に気が楽になります。
上司よりも先に帰りにくい、みんなが残業しているのに帰りにくいという気持ちがあるとなかなか続けることは難しくなります。
確かに人によっては残業こそが正義、残業しない人は働いていないとまで考える人がいます。
しかし、定時になったら帰るキャラクターを作ってしまえば、周りからも容認されてきます。
「定時に帰るけど結果を出して責任感がある」
こんなキャラクターを目指すとよいでしょう。
毎日定時上がりでも干されずに評価されるコツ まとめ
毎日定時上がりでも、干されずに会社から評価されるために5つのコツを押さえておきましょう。
- 結果を出す
- 責任感を持つ
- 時間の使い方がうまい
- 上司の信頼を得る
- 定時上がりキャラを作る
特に結果と責任感なくして、定時上がりをしていると悪い印象を周りから持たれかねません。
定時上がりであるからこそ特にこだわっていきましょう。
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