新型コロナウィルスの猛威が止まりません。
自粛生活をし続けている会社も、経済的にいつまでも自粛しているわけにもいかない状態です。
アフターコロナよりもウィズコロナの働き方を考えることが大切かもしれません。
コロナとウィズ(共にある)世界・時代に生きているということではないでしょうか。
ウィズコロナとは

「ウィズコロナ」とはどのような考え方でしょうか。
ウィズコロナとアフターコロナの違いを含めて考えていきましょう。
ウィズコロナとは
ウィズコロナとは新型コロナウィルスとウィズ(with)共にあるということです。
つまり、コロナウィルスと共存する世界を指しています。
新型コロナウィルスは世界的に蔓延し、完全になくすことは難しい状態となっています。
ワクチンや特効薬が開発されて、コロナの恐怖から解放されるアフターコロナの時代。
これを待っているだけでは生活できなくなる時がきます。
コロナと共存するという「ウィズコロナ」の考え方が今必要なのかもしれません。
2020年はウィズコロナの時代
ワクチンや特効薬が開発されない限り、アフターコロナの時代は簡単には訪れません。
ワクチン開発にはまだまだ時間がかかるといわれており、2020年はウィズコロナの時代といえるかもしれません。
自粛しながら働く・自粛の緩和と自粛を繰り返しながら働く。
どちらにしてもコロナウィルスがすぐ近くにあるものと捉えながら働くしかありません。
緊急事態宣言が解放されたところで、全てが自由になるという甘い考えは持たないことがウィズコロナの考え方です。
アフターコロナはこないかもしれない
「アフターコロナはこないかもしれない」と考えておくこともウィズコロナの考えの1つといえそうです。
>>アフターコロナの働き方を考えろ!アフターコロナとは?考えられる変化とは?
インフルエンザのほうが年間の死亡者数は多いのですが、インフルエンザにかかってもそれほど人は驚きません。
これは、みんながインフルエンザと共にあることを受け入れているからです。
ウィズコロナも同様に、コロナウィルスに感染してもそれほど驚かないような世界がウィズコロナの世界かもしれません。
ウィズコロナの働き方

ウィズコロナの時代に生きているということは、この状態でも経済をまわさなければなりません。
ウィズコロナの働き方を考えてみましょう。
自粛し続けることはできない
緊急事態宣言で自粛している業界も、いずれ事業を再開しなければ倒産してしまいます。
再開しなければ従業員の給料は払えなくなり、家賃なども払えなくなってしまいます。
>>未入金は倒産の合図?新型コロナウィルスで増える倒産リスクに備えよ!
観光業界も飲食業界も固定費はかかっているのです。
働いている従業員の給料が払えなくなり、失業者も増えていく懸念があります。
事業再開と自粛の繰り返しや違う形で事業を行うことも踏まえて、自粛し続けることは経済的に破綻しています。
コロナが近くにあっても経済を回すことを考える必要があるのです。
リスクヘッジしながら働く
感染リスクを低減させながら働くことが大切です。
在宅で働くリモートワーク・テレワークを始めた会社はたくさんあります。
移動にリスクが大きい以上、在宅勤務の仕組み作りは継続したほうがよさそうです。
実店舗への集客業態は非常に厳しい経営が求められます。
事業再開をしなければならなくなったときには、コロナリスクを最小限にした経営が必要です。
マスクの着用や3密とならない環境づくりをして、どう集客するのかを考えてみましょう。
>>営業はマスクしたままがマナー?コロナ渦の正しいマスクマナーとは
ウィズ(with)で働く
新型コロナウィルスへの感染者が従業員に発生することも考えておくべきです。
そのときに会社はどうするのかを考えておきましょう。
自宅待機や当分の間出勤できなくなる従業員の分を誰かが補う必要があります。
または全体的に一定期間自粛することも必要かもしれません。
自粛と事業再開の繰り返しはウィズコロナの働き方となるはずです。
最悪を想定しておくことが、実際に起こった未来に活きるはずです。
ウィズコロナとは まとめ
新型コロナウィルスを自粛して終わるのを待つのではなく、コロナウィルスと共存しながら生活するウィズコロナ。
今自粛できない会社を咎めるよりも、自分たちがどう共存すべきかを考えるべき時がきています。
ウィズコロナの働き方をも一度考えてみましょう。