面接のときに聞いていた話を信じて就職してみたら、「まったく聞いていた話と違う」ということは転職において意外と多いのが実態です。
面接のときは会社側もなるべくよく見せようとしますから、すべてを信じるのも問題ではありますが、あまりにも実態と違うことをいっていたら続けられませんよね。
そこで面接のときと話が違う例にはどんなものがあるのか?
すぐにやめたいと思ったときにはどうしたらよいのかを解説します。
面接のときと話が違う例
面接のときと話が違うと感じるケースはどんなケースがあるのでしょうか?
よくある例を確認してみましょう。
いきなり残業させられた
「残業はほとんどない」と面接ではいっていたのに、まわりは残業していて疲弊しまくっているなんてことはあるあるです。
- 入社当初はすぐに会社側も帰そうとするが、誰も帰る様子がなく疲れ切っている
- 働き始めてみるとみんな残業しまくっていて、自分も残業する未来しか見えない
- 入社するや否や上司から残業を命じられる
残業有無は「面接のときとは話が違う!!」となりますね。
残業代が支給されない
残業代は支給といっていたのに、「残業代が支給されない」事例もあります。
みなし労働として一定時間は残業代が支給されない場合や、仕事が遅いことを理由に残業代を認めてくれない場合などです。
どちらも面接のときに説明しておくべき内容ですね。
休憩まったくなしで働かされた
勤務時間に応じて、会社は休憩時間を与える必要があります。
適切に休憩を与えずに働かせる事例もありますね。
休憩時間中にも仕事を渡されたり、催促されたりすると休むことができません。
「休憩まったくなしで働かされた」となると、聞いていた話と違う!となります。
休日出勤があった
「休日出勤はほとんどない」「休日出勤したら振替休日を支給する」といっていたのに、休日出勤を求められる事例も多いですね。
振替休日も好きなタイミングで取れず、休日をとっても電話が頻繁にかかってくるような事例も多いです。
休日出勤の有無も面接時の話と違えば納得のいかない問題となります。
仕事内容が違った
面接時に話していた仕事内容よりも、もっと面倒な仕事をさせられる事例も多いです。
- 事務職と聞いていたのに営業の仕事もやらされる
- 営業と聞いていたのに現場にいかされる
- パソコンスキル不問といっていたのにパソコンスキルが必要
自分が行うと思っていた仕事と実際に指示される仕事が違うと困惑しますね。
特に嫌な仕事を押し付けてくるような場合は、面接での話と違う!となります。
面接のときと話が違ったらどうすればよい?
面接のときと話が違うと感じた場合どうしたらよいでしょうか?
それでも楽しく続けられる場合は構いませんが、続けられるか悩むほど話が違う場合について対処法を考えていきましょう。
会社に相談したところで解決しない
「面接のときと話が違う」と会社に掛け合うことで、会社に相談するのもひとつの手段です。
しかし、ほとんどの場合会社に相談したところで解決しないでしょう。
入社して間もない社員に対しては、会社が一番気を使い丁寧に教えるべきときです。
そのタイミングで「面接の話と違う!」と思わせるくらいですから、すぐに解決できないような根深い会社の体質があるはずです。
面接時の口頭による話ですので「言った言わない」でうやむやにされることも目に見えています。
無理して続けても未来は暗い
せっかく入社した会社ですから、多少話が違ったとしてもがんばって続けようと多くの人は思うでしょう。
しかし、あまりにも面接の話と違うのであれば、無理して続けてもあまり楽しい未来は待っていません。
残業がないといわれたから就職したのに、残業が当たり前の環境だとしたら無理をするしかなくなります。
納得して続けられるかどうかは早めに見極めましょう。
すぐに退職しよう
「面接のときの話と違う」と明確に言い切れるのであれば、ここは契約条件の問題となりますので会社と戦える材料になります。
「面接のときと話が違う」ことを材料に、有利な条件で退職を進めることができるはずです。
どうせ長く働けそうにないと感じるのであれば、すぐに退職したほうがよいでしょう。
一定期間働いてしまうと責任も生まれ簡単にはやめられなくなりますし、「面接のときと話が違う」ことを争点に交渉できなくなります。
なるべく早めに退職のアクションを行うのも手段のひとつなのです。
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面接と話が違うからやめる場合の注意点
面接と話が違うということでやめようとする場合、注意すべきポイントもあります。
注意点を確認してみましょう。
一定期間働かされたり慰留されたりする
入社して間もない状態で「面接と話が違うからやめたい」と会社に申し入れても、多くの場合慰留されることでしょう。
会社もお金をかけて採用活動していますし、やめるには1ヶ月の期間が必要としている会社が一般的です。
すぐにやめたくてもやめられないですし、ひどい場合は脅してくる場合もあるかもしれません。
完全に見切りをつけているなら、ムダな時間は最小限にしたいところですが、交渉次第ではズルズルと働かされることもあるでしょう。
短期離職として記録に残る
一度正社員として入社してしまうと短期離職として社会保険などの記録に残ります。
今後の転職において記録が残ってしまうことは理解しておく必要があります。
採用側もすぐにやめる人の採用は躊躇する場合があるかもしれません。
しかし、あまりにも短期的な離職であれば、そこに大きな理由があると判断してくれる会社もあるはずです。
短期離職の理由が「面接と話が違う」という正当な理由で説明できるようにしておきましょう。
退職代行サービスはお金がかかる
「もう会社に1日でもいきたくない」「すぐにでも違う会社に転職したい」という場合に、退職代行サービスは便利です。
退職代行サービスを利用すれば交渉のすべてを行ってくれて、会社に行くことも会社に連絡することも一切不要になります。
退職代行サービスを利用すれば、ほぼ100%退職することができますが、その代わりに退職代行サービスは費用がかかります。
相場的には25,000~50,000円といった費用は、普通に退職できれば必要なかったお金です。
お金を払ってでもすぐにやめたい場合に退職代行サービスを利用しましょう。
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面接のときと話が違う!すぐにやめたいけどどうしたらよい?まとめ
面接の話と実態が大きく違うケースは、ひと昔前よりは少なくなってきていますが依然として存在します。
特に残業・休日出勤・業務内容など、不満の原因となり得る部分は、面接のときに詳しく話を確認しておくことが大切です。
面接の話と違うことですぐにでもやめたい場合は、入社直後でもなるべく早いアクションがおすすめです。
無理して続けてもよいことはありませんし、「面接と話が違う」ことを争点にできるタイミングも限られます。
退職代行サービスの利用も含めて検討し、ベストな行動をよく考えて行動しましょう。