年末の挨拶回りで営業マンが手提げ袋に大量の壁掛けカレンダーを持って回る姿を見かけますね。
この壁掛けカレンダー配り、実は悲しき【あるある】がたくさんあります。
悲しき【あるある】を確認し、カレンダー配りの実態を知り、カレンダー配りは廃止しませんか？
会社カレンダー配りの悲しきあるある9つ
すでに多くの会社が年末のカレンダー配りを廃止しています。
しかし、今なお会社カレンダー配りを続けている企業も少なくありません。
悲しきカレンダー配りの実態を紹介します。
それでもなお、カレンダー配りをするのか検討するきっかけにしてみて下さい。
１．手提げ袋が混雑した電車で邪魔
会社カレンダーはかさばります。
かばんやリュックにはなかなかたくさん入らないんですね。
ですから、手提げ袋に入れて行動することになります。
両手が使えるリュックであっても、片手はつぶれてしまうんです。
混雑した電車内では、リュックと手提げ袋に気を使っていてもかさばってぶつかってしまうあるある。
片手はつり革、片手は手提げ袋でスマホも見てれられません。
２．大量のカレンダーの山に置かれる
客先に年末挨拶にいって目に付くのは大量のカレンダーの山、そして渡したカレンダーもこの山の頂上に置かれるのはあるあるです。
これはほかの会社が年末挨拶にきた会社カレンダーです。
大量に積まれた壁掛けカレンダー、1社で何本使えますか？
実際に使われないカレンダーはゴミとして処分されています。
大量のカレンダーの山の上にポンと置かれるのを目にした営業マンがどう思うか、会社側も考えてみましょう。
３．配りきれずに大量処分
会社のカレンダーは大量発注したほうが1本当たりの単価は安くなります。
現場営業サイドからは少なくてよいと申請しても、会社はたくさん回らせたいので大量発注します。
結果配り切れずに大量処分する。
ここまでが恒例のあるあるです。
例年、配り切れずに余ることがわかっているのですから、最初から発注量を調整する工夫も必要です。
４．一瞬嫌な顔をされる
お客さんに壁掛けカレンダーを渡したときの表情を見てみましょう。
「ありがとうございます」と口ではいっていても、喜んでくれるような表情はほとんど見ることはできません。
それは、もらった個人はうれしくないからなんですね。
さらには一瞬嫌な顔をされるのもあるあるです。
「またカレンダー？」「壁掛けカレンダーいらねぇよ」「違うノベルティグッズくれよ」
こんな心の声が聞こえてきます。
５．数年前の壁掛けカレンダーが車から発見される
壁掛けカレンダーは電車移動で配るのは本当に大変なので、車で配ることが多いものです。
ですから、営業車には大量の壁掛けカレンダーを積んでおくことが多いでしょう。
ここであるあるなのが、数年前の壁掛けカレンダーが発見されることです。
配り損ねたのか、余ったカレンダーを隠したのか。
笑えるくらい昔の会社カレンダーが出てくるのは、ちょっとおもしろいですけどね。
６．カバンの中で折れたり、端が破れたりする
手提げ袋に入れると片手がつぶれて嫌なので、かばんやリュックに無理やり押し込むこともあるでしょう。
入って4本くらいですかね。
むりやりカレンダーを押し込むので、あるあるなのが折れたり端が破れたりすることです。
カレンダーは紙ですから当然起こりうることです。
それでもいいやと思ってしまうぐらい、手提げ袋で持ち歩きたくないものだと会社は理解することも必要ではないでしょうか。
７．誰もいないのにとりあえず置いてくる
会社カレンダーの配布は本来、「1年間お世話になったお客さんへのお礼と次年度もよろしくお願いします」と伝えることです。
目的としては「お礼を伝えること」「会うこと」なわけです。
ただ、カレンダーの本数が多いと会社から「すべて配りきれ」と指示が飛んできます。
せっかく発注したので無駄にはしたくないですからね。
しかし、目的と手段がごっちゃになって、カレンダーを配りきることが目的になってしまいがちです。
誰もいないのにカレンダーを置いてくる、これはあるあるですよ。
８．古い体質の会社と思われる
お客さんから「まだ会社カレンダー配ってるの？」といわれることもあるあるです。
さすがに時代の変化か、ひと昔前よりは年末の会社カレンダー配布を廃止した企業も増えてきてました。
費用対効果の弱さと、意外と多いデメリットを理解した企業から順に廃止してます。
お客さんも使いやすいノベルティをもらっていると、「まだ壁掛け(笑)」思うのも頷けます。
古い体質の会社、変化に対応できていない会社と思われていることには気づかないと厳しいですね。
９．営業マンからの苦情
営業マンからも「個人が喜べるノベルティがいい」「「壁掛けカレンダーは重いし、かさばるから廃止して」と苦情が入ってくるはずです。
【年末の挨拶回りは壁掛けカレンダーで決まり】と意固地な会社とバトルになる会社もあるあるです。
現場サイドの意見を会社が理解しないと、営業マンの不満も大きくなってくるでしょう。
現場の声を聞くことで会社がさらによくなっていきます。
営業マンの意見を聞く機会も設けてみてはいかがでしょうか。
年末の会社カレンダー配りは廃止せよ！ まとめ
年末のカレンダー配りには悲しきあるあるがあります。
年末の会社カレンダーには悲しいあるあるがたくさんありますね。
会社はもう一度費用対効果を見直してみることをおすすめします。
時代に合わせた変化をしていくことが、企業の力を強めていくはずですよ。