テレワークできない部署の不満を解消する対策を考えよう!

このサイトの記事内ではアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題としている「誇大な宣伝や表現」とならないよう配慮し、コンテンツを作成しておりますのでご安心ください。

営業マネジメント

新型コロナウィルスの蔓延により、企業もテレワークが推進されています。

しかし、部署によってはテレワークしたくてもできない部署があるもの事実です。

テレワークできる部署があれば「ずるい・サボっている」と不満を述べたくもなる気持ちもわかります。

しかし、不満をいっても意味はありません。

テレワークできない部署の不満を解消する対策を考えてみましょう。

スポンサーリンク

テレワークできない部署とは

テレワークできない部署とはどんな部署でしょうか?

  • 場所に根差した仕事
  • 個人情報を扱う仕事
  • 営業事務やパート

これらの仕事は出勤しないと仕事はテレワークが難しそうですね。

考えてみましょう。

場所に根差した仕事

その場所に根差している仕事はテレワークが難しいといえますね。

店舗・工場などといった仕事はその場所しか働けないのでテレワークができません。

 

立地や場所に縛られる仕事はたくさんあり、その多くがコロナにより集客の影響を受けています。

場所が限定されているため、集客の問題だけでなくそこで働く従業員も出勤が必要となります。

個人情報を扱う仕事

個人情報を取り扱う仕事は簡単にデータを持ち歩きできませんね。

個人情報の流出事故は今なお絶えませんが、データを社員が持ち帰ることでリスクは高まります。

セキュリティの問題もありますし、個人の管理範疇を超える問題もあります。

個人情報は社内でオフライン上で管理する必要がありますので、原則テレワークはできません。

営業事務やパート

営業事務やパートもテレワークは難しいですね。

営業事務は請求書の押印や郵送、電話対応などを会社内で行う必要があります。

営業社員が全員でテレワークでも営業事務は会社にいないといけないのです。

 

また、パートさんも時間給で働いています。

成果報酬ではなく時間で働く仕事もテレワークは難しいといえます。

テレワークだと成果が見えにくく管理するのも大変なので仕方ない部分もありますね。

>>営業事務の仕事内容と育てるメリット!営業事務が育つと営業は楽になる

テレワークできない部署の不満

テレワークできない部署で働く人は、テレワークできる部署に対して不満をいいがちです。

なぜテレワークできない人は不満をいいたくなるのか考えてみましょう。

ズルい・不公平と感じる

テレワークしている人は物理的に出勤の時間がなくなります。

片道1時間の出勤時間とすると往復2時間の通勤時間がなくなり、有効時間を作れます。

 

この通勤時間の差は大きいですよね。

通勤時間が絶対に必要な人からすると「コロナでもこっちは会社に出勤しなきゃいけないのに」と不公平感を感じてしまいがちです。

 

これがテレワークできない人が不満を言いたくなる原因のひとつかもしれません。

働いている姿が見えない

テレワークできる部署は会社にいないのでサボっていてもわかりません。

働いている姿が見えないので、どうせサボっている・楽していると思われがちです。

 

会社にいる人から見れば会社にいることが結果のひとつです。

会社に来ない人は働いているかの実態がぼやけていて、存在感が薄くもなってきます。

 

これは部署が違えば尚更でしょう。

働いている姿が見えない部署の結果が見えにくいので、ついつい不満を言いたくなってしまうのでしょう。

コロナへの不安

通勤や社内で働くことにはコロナ感染リスクが発生します。

自宅で働けるならばずっと低リスクで働くことが可能です。

 

このコロナ感染の不安がテレワークをできないことへの不満につながっていきます。

仕事が悪いわけではないのに仕事を恨んだりしてしまう人もいるかもしれません。

会社や上司への不満

テレワークをできない原因が会社や上司にパターンもありますね。

会社がテレワークを認めない・工夫をしない場合などは、会社や上司に対して不満を感じるものです。

 

テレワークできない仕事で仕方ないと思えるか思えないかの問題かもしれません。

テレワークをできるのにやらないのは問題で、早くからテレワークを行ってきた会社よりも出遅れてしまうでしょう。

 

テレワークでも結果を出せる組織のほうがこれから強い組織となるからです。

テレワークできない部署の対策

テレワークできない部署の不満やコロナ感染リスク。

これらを解消するための対策を考えてみましょう。

時間差通勤を認めてもらう

混雑した電車に乗ることはコロナ感染リスクがあります。

テレワークをできない部署で働くなら、通勤のコアタイムは混んでいる電車に乗って通勤しなくてはなりません。

 

必要ならば早朝出勤するぶん早く退社するなど、時間差通勤を可能とすることで働きやすくなるなら認めてもらいましょう。

 

勤務時間が一緒なら、時間を変えても問題はない仕事は多いはずです。

早朝のほうが生産性が高くなるメリットもありますね。

>>早朝出勤に今こそ切り替えよう!早朝出勤のメリット・注意点・続け方

働きやすい環境を作る

社内でコロナ感染リスクを減らして、働きやすい環境を作りたいですね。

加湿器を置いたり、アクリルパネルなどの設置をすることもひとつです。

まずは社内感染のリスクを減らすと不安が軽減されます。

 

また、コーヒーやウォーターサーバーなどの導入すると社員から喜ばれたりします。

社内環境をよくすることで社員のストレス軽減を考えていくことも大切です。

>>【必須】事務所内のコロナ対策。感染拡大を防ぐ働き方を考えよう

テレワーク社員とのコミュニケーション

テレワークできない部署とテレワーク社員とのコミュニケーションは少なくなりがちです。

実際にはテレワーク社員にはテレワーク社員なりの苦悩があります。

 

お互いのわだかまりを減らすため、お互いコミュニケーションは積極的に取るようにしたいところですね。

 

テレワーク社員が出社した際にはしっかりと全員に挨拶をする。

コミュニケーション不足がわだかまりとなることがありますので、コミュニケーションを取るよう声掛けもしていきましょう。

テレワークできない部署の不満を解消する対策 まとめ

テレワークをできない部署の不満はテレワークできる部署へ向きがちです。

そこには不公平感やコロナへの不安が不満につながっています。

テレワークをできない部署はテレワークする道を探すのではなく、その環境でどう働くかを考えることも大切です。

時間差通勤・環境改善・コミュニケーションなどの対策で、不満の解消をしていきましょう!