新型コロナウィルスの影響を受けて、在宅勤務(リモートワーク・テレワーク)を余儀なくされている方が増えています。
実際に自宅で働いてみてどうでしょうか?
在宅勤務ではなかなか集中できないという方がたくさんいるようです。
そこで、自宅でも集中して仕事ができるコツを考えてみましょう。
在宅勤務では集中できない理由
在宅勤務ではなかなか集中できません方が多いようです。
それはなぜでしょうか?
まずは自宅で集中できない理由から確認してみましょう。
ここに、自宅で集中するためのコツが隠されているはずです。
誘惑が多く、いくらでもサボれる
自宅はリラックスできる環境です。
仕事モードへのオンとオフの切り替えが非常に難しいのは間違いありません。
在宅勤務といってもテレビ・漫画・音楽など自分への誘惑がたくさんあります。
「少し休憩」とソファでひと眠りなんてことも気軽にできます。
上司や同僚の目もないので、いくらでもサボれてしまうのです。
誘惑が多く、いくらでもサボれる環境である自宅ではなかなか集中できないのも当然です。
在宅勤務で集中できない一番の障害はサボれる環境にあることといえるかもしれません。
自宅に集中できるスペースがない
物理的に家族がいる環境の中で仕事をしなければならいない人もいます。
自分1人の部屋がない・スペースがないというように、自宅に集中できるスペースがないとなかなか集中できません。
家族が近くで掃除したり、テレビを見たりしていればどうしたって気が散ってしまいます。
新型コロナウィルスの関係で、喫茶店などで仕事をするわけにもいきません。
物理的なスペースの問題は家庭環境の問題です。
会社が調整できないこの問題は、家庭内で解決について相談する必要があります。
子どもの面倒をみる必要がある
保育園や幼稚園が旧園してしまうと子どものいる家庭は、子どもの面倒を見る必要があります。
子どもが小さければ小さいほど手がかかりますので、在宅勤務といっても集中できないのは間違いありません。
テレビやゲームをさせておくといっても、子どもがじっとしていられる時間には限りがあります。
泣いたり、話しかけられたりすることで作業は止まります。
目を離すわけにもいきませんので、1人の環境を作ることもできません。
子どもの面倒を見なければならない家庭で、在宅勤務は集中できないというのも頷けます。
会社でしかできない仕事がある
会社でしかできない仕事もまだまだあります。
急にリモートワークに変更といったところで、これまで体制を整えてこなかった会社では、うまく機能しないこともあるでしょう。
会社でしかできない仕事を在宅でもできるように仕組化する必要があります。
その仕組みがうまく機能するまではできる仕事が限定されます。
これらの仕事をどう対応するか会社が舵を取らないと、自宅でできない仕事が多く集中できません。
いくら集中していても自宅ではできない仕事があると、仕事が分断され集中できない理由となってしまうのです。
やれる仕事が少ない
飲食店・サービス業などの店舗型の仕事などが休業した場合、やるべき仕事が少ない、またはないということが起こり得ます。
営業を縮小している企業においても同様です。
そのため、会社や管理職は社員へ一定の仕事量を供給する必要があります。
やれる仕事が少ないこと、仕事に期日がないことが集中力を削いでいきます。
在宅勤務当初は貯まっていた残務をこなすことができたかもしれませんが、段々やれる仕事が減ってくるでしょう。
本業でやれる仕事が少ないと、一旦は在宅勤務として扱われていたものが扱えなくなるかもしれません。
仕事や成果を会社に委ねている社員は、仕事を見つけれられず無給となることもあり得ます。
ここで、成果を上げられなかった社員からアフターコロナで市場から退場することになりますよ。
在宅勤務でも集中するコツ
在宅勤務でも、どうしたら集中して仕事ができるのか考えてみましょう。
基本は在宅勤務で集中できない理由の排除にあるはずです。
これらの集中できないことを解決する手段を考えることが、在宅勤務でも集中するコツとなります。
在宅勤務でも集中するコツについて確認してみましょう。
近くに誘惑となるものを置かない
「誘惑が多く、いくらでもサボれる」が在宅勤務で集中できない理由ならば、集中できる環境を作ることが大切です。
何かに集中しようとするときに、近くに誘惑となるものがあるとついつい気が取られてしまうものです。
パソコンに集中するときには、スマホや漫画などの誘惑を届かない場所におくなど工夫をするとよいでしょう。
自宅で集中できる環境作りが実は最も手っ取り早い手段です。
デスク周りやチェアといった環境から改善してみましょう。
⇩集中できる環境づくりの参考になります!
家族に協力をお願いする
「自宅に集中できるスペースがない」
「子どもの面倒を見る必要がある」
これらが在宅勤務で集中できない理由ならば、解決するためには家族の協力は不可欠です。
仕事に集中する時間はテレビを消してもらったり、1人の空間を作らせてもらうことも家族と相談してみましょう。
子ども部屋を一時的に仕事部屋に変えることも工夫、テレビを消してもらうことも工夫です。
できることとできないことを、家族で相談して仕分けしてみるとよいかもしれません。
ただし、家族も外に出れないことでストレスを抱えています。
仕事だからといって自分の主張だけをするのではなく、家族の自宅での過ごし方にも配慮しながら相談してくださいね。
時間で区切る
「誘惑が多く、いくらでもサボれる」
「子供の面倒をみる必要がある」
これらが在宅勤務で集中できない理由ならば、解決するために時間で区切ることも解決法の1つです。
小さい子どもが在宅している場合は、パパかママどちらかは子どもの面倒をみながらできることを行うしかありません。
パパとママが両方在宅勤務ならば、2時間交代にするなど時間で区切って集中できる環境を作ってもよいですね。
時間で区切るといえば「ポモドーロ・テクニック」という集中力維持法もあります。
25分集中+5分休憩のサイクルを繰り返すことで、高い集中力を維持できます。
自宅で集中できない人は試してみてはいかがでしょうか?
子どもが1人でも楽しめるモノ・こと
「子どもの面倒をみる必要がある」を解決する方法も考えてみましょう。
子どもが1人でも楽しめるモノ・ことがあると、子どもが集中して遊んでいる間は仕事に集中できるはずです。
あまりゲームや動画などは与えたくないところですが、在宅勤務の時には仕方ありません。
子どもと遊ぶ時間は別に作って、ゲームや動画で遊んでいる間に集中して仕事をしましょう。
子どもが1人で楽しめるモノ・ことはいくつもあります。
例えばニンテンドースイッチがあれば、子供はずっと遊んでいられます。
⇩ゲームをやっていればいつも楽しい小学生がいます。
また、動画見放題のコンテンツもいいかもしれません。
例えばアマゾンプライム会員になれば、動画や漫画が見放題です。
配送無料などの特典も当然ありがたいですが、子どもが大人しく遊んでいられるコンテンツがたくさんそろっていますよね。
何かしら子どもが1人でも楽しめるモノ・ことを提供することも、集中して仕事をするためのコツといえるかもしれません。
やるべき仕事をたくさん用意する
「会社でしかできない仕事がある」
「やれる仕事が少ない」
これらが在宅勤務で集中できない理由ならば、やるべき仕事をたくさん用意することで解決できるかもしれません。
自宅でもやるべき仕事がたくさん用意することで、忙しさから集中できることにつながります。
この仕事を探す工夫は会社からの指示を待つだけはいけません。
会社側も仕事を与えるべきではありますが、社員も自ら生産的な動きをすることが大切です。
ここで、生産的な行動ができない社員はアフターコロナで、会社から不要な人材と考えられてしまう可能性がありますよ。
会社に成果を報告する
「誘惑が多く、いくらでもサボれる」
「やれる仕事が少ない」
会社側も在宅勤務でも生産性が上がる工夫をしていく必要があります。
在宅勤務で集中できない社員を管理をするのは困難です。
そのため、会社側もやらせる仕事を配分すると同時に、成果をしっかりと報告させて管理することが大切です。
監視の目が届かなくなる自宅でも、一定の成果を求めることがサボることへの抑止力になります。
在宅勤務で集中できないを解消するコツ まとめ
在宅勤務で集中できないことには理由があるはずです。
その理由にあわせて、自宅でも集中する方法を考えてみるとよいでしょう。
ここから、長い期間在宅勤務が続くことが想定されます。
会社に仕事を委ねるのではなく、自ら仕事をする環境を作っていくことが大切かもしれません。