上司が求める正しい報連相と何度も注意される悪い報連相の違い

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上司への報連相は正しく行えていますか?

ビジネスの場において報告(ホウ)連絡(レン)相談(ソウ)は、非常に重要なこととされています。

では、上司への正しい報連相とはどのように行えばよいのでしょうか?

何度も注意される悪い報連相と合わせて考えてみましょう。

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上司への報連相の必要性

上司への報連相はなぜ必要なのでしょうか?

上司への報連相の必要性についてまずは確認してみましょう。

上司が部下を管理するため

上司は部下がきちんと営業活動しているか、サボっていないか、間違った行動をしていないかを管理しなければなりません。

誰も管理せず自由に行動して良いのはきちんと自立した営業マンに限定されます。

 

>>営業マンのサボりはどうしてバレるのか?上司目線で教えましょう。

 

上司が部下を管理するためには、部下から上司への報連相が不可欠です。

訪問先、訪問目的、結果は日報などで報告することが一般的ですが、スケジュール管理アプリを利用する企業も増えてきています。

 

部下を管理するためには正確な報連相をさせるための手段を徹底させるのが大切です。

上司が部下に指示するため

経験の多い管理職はいわば監督です。

受注確率を高めるため適切な指示を出さなければなりません。

そのためには、営業の進捗について部下が正しい報連相をすることが大事になってきます。

 

部下に指示するために必要な報連相
  • 優先案件についてどこまでアプローチしているか?
  • どんな見積を出すつもりか?
  • どのような提案をしているのか?
  • 今後どのようにフォローするのか?

 

特に受注プロセスに関する戦略的な指示は、正確な進捗の報連相がなければできません。

具体的な進捗と計画に対する報連相を受けて初めて、戦略的な指示が可能になるのです。

問題を回避、解決するため

顧客を怒らせてしまいそうだ、すでにクレームになっているなど問題を回避したり、解決することも管理職の役目です。

 

>>営業が起こしがちなミスやクレーム。原因と対策を考えよう。

 

そのためには、担当者からのスピード感のある報連相が必要です。ここで、後手に回ってしまうと更に問題は大きくなります。

 

必ずミスやトラブルの時こそ、即報告という教育をしておくことが大切です。

上司への悪い報連相

今度は逆に悪い報連相とはどんな報連相でしょうか?

上司への悪い報連相についても確認してみましょう。

何を伝えたいかわからない

要点のまとまっていない報連相は、上司からすると「何を言いたいの?」ということになります。

管理職は多くの仕事を抱え忙しいので、端的に要点をまとめて報連相を行う必要があります。

要点がまとまっていない報連相を行うと、報連相の仕方について注意を受けうことも。

 

「話すことをちゃんとまとめてから報告しろ」

 

このように怒られてしまうかもしれませんよ。

欲しい情報が後出しとなる

要点をまとめて報告したとしても上司からの質問はあるはずです。

 

そのときに情報がいくつも後出しになると、「それを先に報告しろよ」と怒られることになります。

上司が欲しい情報と部下が必要だと思う情報がかみ合っていないのです。

 

上司からの質問というのはそれが欲しい情報であるということです。

 

上司がどのような報連相を求めているのかを考えてから行うことが大切です。

欲しい情報を先に出せるかが良い報連相となるかカギになります。

 

>>せっかちで仕事が早い人(指示する立場に多い)との上手な接し方!

 

問題から逃げる

上司から怒られるかもしれないという報連相もときにはあるでしょう。

しかし、この問題から逃げて、隠していたのがバレたり、報連相が遅くなったりすることが一番最悪です。

 

その時こそ、上司から厳しい叱責を受けて、評価を著しく下げることになります。

問題から逃げてはいけません。

 

そういうときこそ腹をくくって、即座に報連相を行うことが重要なのです。

 

>>上司に「言い訳するな!」と注意される人。話し方の工夫で解消しよう

 

正しい報•連•相の仕方

上司が欲しい情報を報告する

上司から過去質問されたことや注意されたことは、きちんと覚えていますか?

質問や注意は欲しい情報であるということです。

 

上司が確認してくる内容は、過去に質問や注意してきた内容のはずです。

正しい報連相は相手が欲しい内容を先に提供できるかにかかっています。

 

上司に聞かれる前に上司が欲しい報連相をするようにしましょう。

過去に受けた質問や注意をメモしておいたり、整理しておいたりすることも報連相の質を向上させる手段の1つですよ。

悪い情報も正確に伝える

重要案件が不調になったり、自分のミスで「上司を出せ」とクレームが起きたときの報連相は気が重いですよね。

 

しかし、このような報連相こそ迅速にしなければなりません。

遅くなればなるほど対応は難しくなり、上司からの信用を失います。

 

自ら即座に報連相を行うことが傷を最小限に済ますコツなのです。

どんなに悪い情報であってもスピード感を持って、誠実に対応するようにしましょう。

要点をまとめて端的に報告

ダラダラと要点のまとまっていない報連相は相手への心象を悪くします。

報連相の前にメモなどでまとめて整理してみることをおすすめします。

 

最初は箇条書きで構いません。

箇条書きの中から重要なことを抜き出して整理してみましょう。

 

また、結論から順番に話していくとわかりやすくなります。

「報告ですが、結論から申し上げますと、、」というように順を追って報連相を行うと効果的です。

 

>>結論から話すコツと上手な使い方。報連相時の使い分けを学ぼう!

 

上司が求める正しい報連相 まとめ

上司に対し報連相を正しく行わないと、会社での評価は一向に上がりません。

スピード、質、内容についてよく整理して行うようにしましょう。

 

逆に報連相がきちんと出来るようになると、会社の評価が上がるだけでなく、顧客対応力も上がるはずです。

 

相手が求めることを先回りする力がつきますので、社内の報連相からこだわっていくようにしてみてくださいね。