グリーンサイトのメリット・デメリット|使い方がよくわからない声多数

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建設業界

グリーンサイトをご存じですか?

建設業に携わる業者は知っておいたほうがいいですね。

グリーンサイトとは施工体制台帳や労務安全書類をWEB上で一括管理し、作成・提出をするサービスです。

一見メリットの多いサービスに感じますが、実情は「使い方がよくわからない」という声も多く、デメリットも多いサービスです。

そこでグリーンサイトのメリット・デメリットについて、協力会社の立場でわかりやすく解説します。

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グリーンサイトのメリット

WEB上で建設業の安全書類が処理できることになったのは画期的ではあります。

紙ベースで書類作成する「グリーンファイル」も面倒なものでしたので、紙からオンラインへの移行は必要な流れですね。

グリーンサイトのメリットから確認してみましょう。

書類は一度作ればいい

施工体制台帳で最も面倒なのは作業員名簿ですね。

グリーンサイトでは全従業員を一度名簿化してしまえば、名簿は記録として残ります。

入場する現場ごとにチェックするだけで作業員名簿が完成します。

車両届も一度登録してしまえば、ゼロから作る必要はありません。

元請業者によって様式が違うため、いちいち作らないといけなかった手間がなくなります。

莫大な資料のある安全書類ですから、少しでもかける時間を減らしたいものです。

初期設定は大変ですが、書類は一度作れば使いまわしができるので手間は減りますね。

印刷や印鑑が不要

グリーンサイトでは印刷や印鑑がほとんどの書類で不要になります。

紙ベースのグリーンファイルで必要だった印刷・押印・郵送する必要が手間がなくなるのはメリットですね。

印刷や印鑑の処理が必要ということは会社に行かなければ処理できませんでした。

テレワークも増えている時代です。

ハンコレス・ペーパーレスを進める上で一元管理できるシステム構築は重要な課題でした。

安全書類を会社に行かなくてもパソコンひとつで処理できるようになったのはありがたいですね。

ヘルプデスクが教えてくれる

グリーンサイトはわからないことがあれば、ヘルプデスクに問い合わせすれば教えてくれます。

もう何度も電話していますがわかりやすく教えてくれますよ。

新規申し込みに関するお問い合わせ
0570-020-140

ID・パスワードに関するお問い合わせ
0570-020-240

グリーンサイトの操作全般に関するお問い合わせ
0570-020-540

請求に関するお問い合わせ
0570-020-740

作業所Netの操作に関するお問い合わせ
0120-98-1414
03-5908-3370

ヘルプデスクは平日の9:00~17:00は対応しています。

グリーンサイトの使い方がわからないときは、ヘルプデスクは気軽に問い合わせして大丈夫です。

グリーンサイトのデメリット

協力会社にとってグリーンサイトはまだまだデメリットの大きなサービスといえます。

しかし、グリーンサイトは協力会社にとってメリットよりもデメリットのほうが多いのが実情です。

グリーンサイトのデメリットについても解説していきますね。

利用料金がかかる

グリーンサイトにはサービス利用料金がかかります。

初期設定料金 11,000円/社(税込)

基本利用料
1ID 5,280円/年(税込)
10ID 13,200円(税込)
20ID 26,400円(税込)
30ID以上 10ID当たり13,200円(税込み)

詳しくは>>グリーンサイト料金ページ

費用がかかる以上、会社で稟議を通す必要があります。

中堅以上の元請業者からグリーンサイトへの加入を斡旋されることが増えています。

利用頻度の少ない協力会社にとって、費用対効果の検討が必要になりますね。

使える元請が限定される

グリーンサイトを利用しているのはある程度規模が大きい元請業者に限定されます。

使う現場が多くないと逆に煩雑になってしまう部分が多いですからね。

協力会社としてグリーンサイトを利用したくても、元請がグリーンサイトを利用していなければ利用できません。

その場合は結局紙ベースの安全書類を用意しなければなりません。

また、グリーンサイトと同様安全書類をWEB上で作成できる「Buildee」(ビルディー)を利用する企業も増えてきています。

Buildeeについて詳しくは>>Buildee(ビルディー)労務安全とは?協力会社目線で見るメリット・デメリットをご覧ください。

すべての業者で統一されているわけではないので、両方の用意をしなければならないのはデメリットといえるでしょう。

初期設定が大変

グリーンサイトは初期設定がとにかく大変です。

入力する箇所が多いので非常に時間がかかります。

作業員名簿を全員分入力からしなければならないのは非常に手間でした。

入力方法も難しいので一定の社員でないとなかなか対応もできません。

使い方がわからない・めんどうくさい

グリーンファイルは慣れていないと、どの書類を提出したらよいのかわからなくなったり、何を書けばよいのかわからない書類がたくさんあります。

紙ベースのグリーンファイルでは提出しなくてもよかった書類が、入力しないと進めない場合もあります。

使い方がわからない・めんどうくさいという意見は営業社員がよくいっていますね。

親切のつもりか膨大な説明書があります。

この膨大な説明書を読むのが面倒であって、使い方がわかりにくい証拠です。

わからないことがあって膨大な説明書を読む時間はムダなデメリットといえるでしょう。

よくある質問・チャットで解決しない

グリーンサイトではよくある質問とチャットボットが用意されています。

ただ、よくある質問もチャットボットを読んでも解決しないことがしばしば。。

よくある質問もたらいまわしされますし、チャットは見当違いな答えが導かれることもあります。

結局ヘルプデスクに連絡してようやく解決となるので、最初からヘルプデスクに電話すればよかったと何度かなっています。

精度には課題があるといえますね。

頻繁に更新が必要

健康診断受診日が1年以上経過していたり、車両の保険期限が切れていたりするとエラー表示されます。

修正しない限り使うことができなくなります。

修正は必要ですしありがたい機能ではあるのですが、頻繁に更新が必要なので手間になります。

しっかりやらなければならないからこそ大変です。

グリーンサイトのメリット・デメリットまとめ

グリーンサイトは協力会社にとってメリットはあるものの、デメリットも多いサービスですね。

改めて整理してみます。

グリーンサイトのメリット
  • 書類は一度作ればいい
  • 印刷や印鑑が不要
  • ヘルプデスクが教えてくれる
グリーンサイトのデメリット
  • 利用料金がかかる
  • 使える元請が限定される
  • 初期設定が大変
  • 使い方がわからない・めんどうくさい
  • よくある質問・チャットで解決しない
  • 頻繁に更新が必要

協力会社にとってはデメリットも大きいですね。

今後もっと使いやすくなるように協力会社としては願っています。

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