「会社の飲み会に行きたくない」人が増えています。
会社の飲み会は行きたい人だけがいけばよいという風潮も出てきています。
しかし、なかなかうまく断れないという方も少なくないですよね。
そこで、コロナ時代の飲み会自粛を機会に上手な断り方を考えてみましょう。
なぜ会社の飲み会に行きたくないのか?
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会社の飲み会に行きたくない人が増えているのはどういう事情からでしょう?
まずは会社の飲み会に行きたくない理由から考えてみます。
会社の飲み会に行きたくない理由は1つだけではなく、複合することでさらに行きたくない気持ちが膨らむかもしれません。
確認してみましょう。
上司の自慢や説教を聞きたくない
会社の飲み会に行きたくない理由の代表格といえば、上司の自慢や説教を聞きたくないことですよね。
仕事が終わってまで上司の自慢話や説教など誰も聞きたくないのです。
付き合いで行かなければいけないのも苦痛なのですが、上司からの誘いをなかなか断れずに行ってしまい後悔してします。
仕事の話をすること自体、仕事が終わった後にしたくないのです。
同僚で会社の不満を言い合うのが不毛
同僚だけの飲み会で楽しめればよいのですが、会社の不満を言い合うような飲み会となることも多いはずです。
同僚の飲み会も不満をまた言い合うのかと思うと不毛だと感じてきてしまうでしょう。
けれど、断るとノリが悪いといわれてしまうジレンマ。
そして、飲み会に行くと後悔するという流れになってしまいます。
これらが同僚とも飲み会に行きたくない理由になることがあります。
時間の無駄
自分のプライベートでやりたいことがあると、会社の飲み会に行くことが時間の無駄に感じますよね。
「自分が飲みに行っている間に頑張っている人がいる」と思うと、会社の飲み会に行きたくないと感じてくるでしょう。
また、会社の飲み会に行くと終電まで付き合って(下手すると終電を超えてまで)飲むこともあるはずです。
飲みに行った1日が費やされるだけならまだしも、翌日も2日酔いで1日つぶれてしまうことに時間の無駄を感じます。
時間の無駄は会社の飲み会に行きたくない理由の1つです。
お金の無駄
会社の飲み会に行くと3,000~5,000円くらいは平気で使ってしまいますよね。
このコストは意外と大きなコストで、毎週行くようであればお金の無駄を感じるでしょう。
少し計算してみます。
1回5,000×月2回=10,000円 年120,000円 10年で1,200,000円
仮に10年間続けると120万円も飲み会に使っていることになります。
さらに、ランチ代や普段の生活費を節約してみると、この会社の飲み会代の大きさに気づくはずです。
短い時間であっという間にお金を使ってしまうのが会社の飲み会です。
ここに気づいた人が会社の飲み会に行きたくないと考え始めているのです。
コロナ感染リスク
会社の飲み会に参加することで、コロナ感染リスクは高まります。
会社の同僚だから大丈夫ということはありません。
飲食を共にすることは3密になりやすく、会話することで飛沫も飛散しやすい状況が作り出されます。
近くにいる他のお客さんがコロナにかかっている可能性も考えられます。
甘く考えて、「コロナ禍の今だから空いている」「自粛前に飲み会をしよう」と考える人がいるのも事実です。
しかし、自分の身を守るためにも飲み会を断る選択肢を選べるようになりましょう。
会社の飲み会の上手な断り方
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会社の飲み会に行きたくないと思っていながら飲み会に参加してきた人も少なくありません。
コロナは飲み会をうまく断るチャンスでもあります。
会社の飲み会の上手な断り方をご紹介します。
早朝出勤や在宅勤務で誘われないようにする
新型コロナウィルスの蔓延を機会に在宅勤務を始めた人も多いでしょう。
この新しい働き方の流れを、そのまま定着させることで飲み会を断ることができます。
特に出勤時間をズラす早朝出勤の習慣にした人は、早く帰社する流れができているはずです。
行きたくない会社の飲み会に誘われる前に帰ってしまうことが一番の断り方です。
誘う側も早朝出勤で生活習慣を作っている人を、無理に飲みに誘おうともしなくなってくるでしょう。
また、会社の飲み会を開催しやすい金曜日に、在宅勤務の予定にすれば誘われることもありません。
誰も嫌な思いをさせずに会社の飲み会を断ることができますね。
早朝出勤や在宅勤務の習慣は、働き方が落ち着いた後も定着させるのもよいですよ。
コロナ感染リスクを理由にする
コロナ理由でほとんどの会社で飲み会自粛となっていることでしょう。
この流れを利用すれば、コロナが落ち着いて飲み会を誘われても上手く断ることはできるはずです。
「コロナ感染が怖いので今日はやめておきます」といえば、誘った側も責任を取れないので、無理強いはしてこないはずです。
前提として、コロナ渦で飲み会に誘ってくる人とはリスクヘッジができてない人です。
コロナ理由で遠慮しておく流れを繰り返していくうちに、飲み会には参加しないキャラクターを作ってしまいましょう。
コロナ理由はコロナが落ち着いた先でも当分使えるはずです。
コロナを上手く使ってフェードアウトするのも飲み会の上手な断り方となりますね。
オンライン飲み会を提案する
本当に飲みたいメンバーとはオンライン飲み会をするというのもよいかもしれません。
Zoomなどを利用すれば、コロナ禍でも複数人で集まってオンライン飲み会をすることも可能です。
会社で一緒に飲みたくない人から誘われても、「オンライン飲み会にしましょう」としておけば、うまく社交辞令でやり過ごすこともできます。
会社の飲み会は仕事終わりの流れで行くのがつきものです。
わざわざ自宅に帰ってからオンラインで飲もうとは思わないので、「ではまた今度にしよう」という流れになっていくでしょう。
また、実際にオンライン飲み会をしたとしても、自宅ですので適当に切り上げることも可能です。
オフラインで実際の飲み会に参加しない流れを作ることが、上手な断り方といえるでしょう。
まとめ 会社の飲み会に行きたくないならコロナ理由を使おう
会社の飲み会に行きたくないけど行かざるを得ない状況は、新型コロナウィルスを機会になくなりました。
会社の飲み会が行われない理由も、断ることができる流れもできたわけです。
本当に会社の飲み会に行きたくないと思うのであれば、コロナ理由を使わない手はありません。
早朝出勤や在宅勤務という新しい働き方もうまく活用していけるとよいですね。
お酒は飲みたくない人と飲むのではなく、飲みたい人とだけ飲む流れに変えていきましょう。