令和元年9月30日(月)より、仕事を「定時で帰る」宣言しました。
令和元年12月27日で仕事を納めましたので、定時帰社開始してから3か月継続となりました。
忙しい管理職自身が早く帰るために行っている工夫や、会社全体に広がってきた影響をご紹介します。
残業をしたくない人やさせたくない管理職の参考になるはずです。
⇩どうして定時で帰ることになったのか、まずはこちらをご覧ください!
管理職で残業0にするコツ
定時で帰るためのコツとして当初考えたのは下記の通りです。
概ねこれらの継続で定時で帰ることに問題はありません。
1点長い会議の対策を考えましたので追記します。
長い会議の対策
会議には2種類あります。
- 協議して決定させる会議
- 決定事項の共有と意見を吸い上げる会議
このうち協議して決定させる会議は長くなりがちです。
この会議を短縮させるべく、事前に協議内容の共有と見解を考えてくることを徹底しました。
2回連続で定時帰り失敗した会議も、12月には無事時間内で終了させました。
⇩長い会議を短縮させる工夫はこちらの記事をご覧ください!
忘年会や納会
12月は忘年会シーズン。
「忘年会スルーと」いった言葉が話題となるなど、忘年会への参加をしたくない人が増えているようです。
いや、もともと多かったのが表面化してきただけかもしれません。
私の会社は9:00~18:00が基本労働時間ですが、忘年会は19:00~21:00でほぼ全員参加となりました。
18:00で退社できる状況にはなっていましたので、定時帰りできたといってもよいでしょう。
会社で全額忘年会の費用を負担してくれますし、仕事の愚痴や誰かの説教というのは全くないので毎年参加し楽しめています。
むしろ泣く泣く2次会を不参加して帰ったくらいです。
2次会不参加は朝活の生活習慣を崩したくなかったので、もともと帰ると決めていました。
会社の雰囲気や環境というのもあるかもしれませんが、管理職である私自身は飲みの場で仕事の話はあまりしたくないですね。
朝活も3か月継続
定時で帰るということは、仕事が残っていても無理やり帰ることがあります。
もちろん残さないスケジューリングが必要なわけですがイレギュラーもあるのです。
そんなイレギュラーも翌早朝に起きることで、仕事の段取りを考える時間も作れますし残務をこなすことができます。
朝活は残業をなくすことと本当に相性が良いです。
早く帰りたいなら、早く起きることをセットで行うことをおすすめします。
また、夜は家庭に時間を費やしても、早朝に起きれば自分1人の時間は確保できます。
残業を辞めることとセットで是非考えてみてください!
⇩朝活のメリットについてはこちらをご覧ください!
⇩朝活を続けるコツについてはこちらをご覧ください!
残業の仕組みについて学ぶ
実は管理職をしながらも実は残業についての扱いに疎かったんですよね。
- 労働基準法上の取扱い
- 36協定
- サービス残業
- 就業規則
- 残業代の取扱い
- みなし労働時間制
こういったことについてたくさん調べました。
自分自身の知識が増え、管理職×ブログ×残業0としての相乗効果もあがりました。
こういった残業についての仕組みについては引き続き学んでいきたいと思います。
⇩みなし労働時間制に関する記事はこちら
⇩36協定に関する記事はこちら!
サービス残業に関する記事はこちら!
会社全体で残業削減の動き
管理職会議において残業削減について話し合いました。
これは私が起案したもので具体的な削減策を管理職で寄せ合いました。
多くの社員が仕事量が多くて帰れないと言う不満を漏らしています。
個々の能力差はありますが1人に対する負担が大きかったのも事実です。
そのため作業ごとの基準時間と言うものを設定し、明らかに仕事量が飽和していると考えられるものは残業代の付与と仕事の分散を検討することになりました。
上司や会社側の問題で残業させている部分にについて改善していくことを管理者で確認しました。
⇩残業をする理由が上司にある場合についての記事はこちら!
⇩残業の減らし方(上司に原因)についての記事はこちら!
有給消化が増えた
有給消化は権利です。
ただ、現実的には簡単に使うことができませんでした。
上司が使わないと部下もなかなか使いにくいものですよね。
そこで私自身が0.5日× 2日分有給を消化しました。
理由は遠縁の不幸と家庭の事情でしたが、私が使用したことで部下2名が1日ずつ申請がありました。
聞いてもいないのに自ら理由を報告してきました。
家族の事情や免許の更新といった理由でした。
しがし、今後は理由など関係なく自由に使用できるような環境にしていきます。
また、会社の暦上は30.31日は出勤日という鬼のようなカレンダーですが、社員全員有給と振替休日で休みとなりました。
部下が習慣を変えた
定時帰りの部下
2番手の係長は私と同じように定時で帰るようになりました。
彼も小さい子供がいるので早く帰りたかったようです。
上司である私が定時で帰ることで気兼ねなく彼も帰れるようになっています。
今年度から始めた役割分担の1つで、彼には営業社員全員の事務サポートを役割に追加しており、営業実務を減らしています。
まだ残業する日もありますがセクション全体の形になってきました。
朝型生活に変えた部下
毎日21時ごろまで残業していた部下が19時には帰社しています。
その分必要な時には朝7時に出勤しています。
「朝型生活に切り替えよう」
「残業を減らそう」
私が声掛けしていることです。
間違いなく勤務時間を短縮できてきます。
早く帰りたいという社員には精一杯アドバイスをしていきます。
管理職で残業0を3か月継続 まとめ
3か月間無事、管理職なのに定時で帰ることを継続できました。
ブログやツイッターも継続の大きな糧になっています。
ただ、3年継続しないと「続けた」とはいえないと考えています。
生産性を高めながら、働きやすい職場づくりを行う仕組作りがもっと広がるように自分自身が結果で証明していきます。
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